西島秀俊「私はゲイです!」セリフに視聴者混乱「この世は二次元ですか?」『きのう何食べた?』

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西島秀俊内野聖陽がW主演を務める『ドラマ24 きのう何食べた?』(テレビ東京系、毎週金曜24:12~)の第2話が4月12日に放送。インターネット上では、西島のセリフに注目が集まった。

よしながふみの同名漫画をドラマ化した本作。男性カップルの日々の食卓を描く。雇われ弁護士の筧史朗(西島)と美容師の矢吹賢二(内野)は同棲中。賢二は周囲に自分の恋愛対象が男であるとカミングアウトしているが、史朗はそれを隠して生活している。

ある日の朝、史朗のもとに女性から連絡があったことを知り、ひどく落ち込む賢二。しかし、それは誤解だったことが判明。史朗はいきつけのスーパーで主婦の佳代子(田中美佐子)と出会ったことが始まりだと回顧する。

スーパーの特売で史朗の好物であるスイカが売られていたが、賢二とは食べきれないと困っていたところ、同じく悩んでいた彼女が「半分にしませんか」と相談を持ちかけてきた。その後、史朗は佳代子の家にお邪魔になり、スイカをごちそうに。ゲイだと勘づかれないように、あえてむさぼるように食べたのだが、それを見た佳代子が「この人男前すぎる」と突然の動揺。なぜこの家に来たのか、悪だくみがあったのではないか、と思い込むようになり、取り乱してしまう。家族が出払っていたこともあって「きゃー!」と叫び続ける彼女に、史朗は困り「私はゲイです」とカミングアウト。弁護士だとも自己紹介してようやく誤解が解けた。それからは佳代子と買い物仲間になったという。

しかし、まだ賢二にはひっかかることが。昔、史朗が付き合っていた女性が営むパン屋で、食パンを購入していることが気に食わないとのこと。賢二は焼きもちから、そのパン屋にも偵察に行っており「きれいな女性だった」と泣きべそをかきながら愚痴をこぼす。史朗は付き合った経緯を説明。当時彼女は女っ気が薄かったため「こういう子なら俺とも付き合えると思った」と述懐。しかし「2~3か月ならともかく、ノンケの仮面を一生かぶるのはキツイ」と徐々に関係が破たん。相手から別れを切り出されたと明かした。あのまま結婚していてもゲイであることはやめられないため、家族も彼氏も裏切ってしまうと言い「それが続いていたと思うとゾッとするよ」とポツリ。そういう想いがあるため女性と付き合うことはないと断言した。

ネットでは、2人のやりとりを称賛。漫画でも人気のシーンである西島の「ゲイです」発言には「この世は二次元ですか?」と混乱する声が。さらに、本編以外にも2人が原作本プレゼントを紹介するコーナーに注目し「最後の西島さんと内野さんのやり取りを見るために1週間頑張ってる同士がたくさんいると思う」とつぶやく人もいた。

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