北澤豪「日本代表は続いていく」W杯メンバー落選と重ねて伝えた思い

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映画評論家の柳下毅一郎と映画監督の中村和彦が、4月13日にテレビ東京系で放送されるサッカー番組『FOOT×BRAIN』(毎週土曜24:20~)にゲスト出演。サッカー映画ベストイレブンを発表し、公開中のドキュメンタリー映画『蹴る』を特集する。

映画評論家であり、コアなサッカーファンでもある柳下が、懐かしの作品から最新作まで、サッカー映画11作品を発表。さらに、サッカーのグローバル化とワールドワイドなサービスから見える“サッカー映画のトレンド”を分析していく。

そして、ドキュメンタリー映画『蹴る』のテーマ“電動車椅子サッカー”の現場をブレインスカウター・サトミキこと佐藤美希が取材。電動車椅子サッカーは、男女混合の4人チームで編成され、手足を自由に動かせない選手たちが、指や顎を使って競技用の電動車椅子を操作。時には激しいぶつかり合いも起こる。自身で受け身を取れない選手たちにとって、文字通り“命懸け”で行われる競技だ。

取材では、映画にも出演している脊髄性筋萎縮症という難病を抱えた永岡真理選手らに教わりながら、サトミキが実際に競技用の電動車椅子の操作に挑戦。その難易度の高さに驚きの表情を見せる。

また、番組アナリストで日本障がい者サッカー連盟会長の北澤豪も、選手たちの姿を見て改めて感じたというスポーツのあり方について熱弁。劇中では、日本代表への選出が確実視されていた永岡選手が落選した際、自身のフランスワールドカップ落選と重ねながら「日本代表は続いていく」と言って、当事者同士だからこそわかり会える思いを吐露。スタジオでは番組MCの勝村政信が「本当にたくさんの人に観てほしい」と、自身のエピソードを交えながら思いを伝えていく。

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