弥次喜多コンビ、野々すみ花演じる芝居一座の美人座頭に惚れて…『やじ×きた』

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元宝塚歌劇団宙組トップ娘役で女優の野々すみ花が、4月13日に放送される和田正人主演の土曜ドラマ9『やじ×きた 元祖・東海道中膝栗毛』(BSテレ東、毎週土曜21:00~)の第2話に出演。野々は、芝居一座の座頭・小夜役で登場する。

“弥次さん喜多さん”で知られる、江戸時代最大のベストセラー小説「東海道中膝栗毛」を原案に、オリジナルにある“破天荒な味わい”をかなり忠実に再現してドラマ化した本作。物語は、ひょんなことから女と女房に捨てられ、江戸に居場所がなくなった喜多さんと栃面屋弥次郎兵衛こと弥次さん(松尾諭)が、東海道を西へ「お伊勢参り」にかこつけた“自分探し”の旅に出発するところからスタート。その後、東海道の有名宿場で騒動に巻き込まれる道中を描いていく。

<あらすじ>
お伊勢参りの旅に出た元役者の喜多(和田)と絵描きの弥次(松尾)。戯作者・十返舎一九(竹中直人)は2人からネタを得て、版元の村田屋(多賀勝一)に滑稽本の原稿を送ろうと、弥次喜多を尾行する。

弥次喜多は、保土ヶ谷宿で服と財布を盗まれて、浴衣姿のまま小田原宿にたどり着く。そこで、嵐胡蝶一座の座頭・小夜(野々)、座員のにほへ(堀部由加里)と、とちり(伊能努)と出会う。一座は、二枚目役者と裏方が出て行ってしまい、小田原での演目を変えようとしていた矢先だった。美しい小夜に惚れた弥次喜多は、一座への協力を申し出て、喜多は役者として、弥次は裏方として働くことになる。

そんな中、小夜は幼馴染の火消しの幸治郎(蕨野友也)、源蔵(村角ダイチ)、熊(後藤健司)と再会する。幸治郎は「だんまり幸治郎」と呼ばれ、小夜と再会しても一言もしゃべらなかった。初日が迫る中、弥次喜多は小夜を我先に落とそうと、恋の鞘当てを繰り広げる。やがて、一座は初日を迎えるが、なぜか呼び込みをしても人が通らず、客席にいるのは幸治郎、遅れて入ってきた源蔵と熊だけだった……。

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