石見舞菜香『フルーツバスケット』共演者に感謝「みなさんがいて透がいる」

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3月24日に東京・ビッグサイトで開催された「Anime Japan2019」で、新TVアニメ『フルーツバスケット』(テレビ東京系、4月5日スタート、毎週金曜25:23~)の放送直前SPステージが行われ、声優の石見舞菜香(本田透役)、島崎信長(草摩由希役)、内田雄馬(草摩夾役)らが作品をアピールした。

「花とゆめ」(白泉社)において、1998年から2006年まで連載された高屋奈月原作の同名少女漫画を完全新スタッフ&キャストでアニメ化。唯一の家族だった母親を亡くし、一人テント暮らしを始めたものの、そこが由緒正しい“草摩家”の敷地であったことを知った主人公・本田透が、その後、家事の腕前を買われて、草摩家で由希、夾と一緒に暮らすことになるところから物語が始まる。

石見は、本イベントに先駆けて16日に行われたアニメ化決定記念イベントの先行上映会を振り返り、「(作品を見て)泣いていた人もいました。みなさんの原作への愛を感じました」とコメント。世界中で愛されている原作ということで「透を演じることに不安がありました」というが、前回のイベントで暖かく迎え入れてくれたことに感動。「作品も温かいですが、ファンの人も温かいんだなって改めて思いました」と改めて感謝の思いを伝えた。

また、役が決まった際の話題になると「びっくりした」と振り返り、後半になるにつれて人間ドラマが濃くなる展開を演じきれるか「自信がなかった」と本音をのぞかせた。しかし、共演者の支えが力になったと言い「みなさんがいて透がいるんだな、頑張ろうって思いました」と嬉しそうにコメント。「絵や映像もきれいです。音楽も優しくて、作品の温かいところをうまく表しています。原作が好きな人もきっと楽しめると思います」と作品をアピールした。

内田はそんな岩見の奮闘を称え、「緊張していたと思いますが、岩見ちゃんは芯の強い子、思いの強い子で僕らは楽屋でとにかく楽しい話をして、緊張を和らげていたように思います」と現場の様子を紹介。島崎も「話が進めば進むほどのめり込める作品。温かいものをいっぱいもらえると思います。みんな、ぜひ、この作品を通じて透ちゃんのことを好きになってください!」とファンに呼びかけていた。

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