勝村政信が思わず涙…震災直後の新番組MCに「何もできなかった」と告白

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勝村政信が思わず涙…震災直後の新番組MCに「何もできなかった」と告白

日本代表をはじめ、多くのサッカー関係者に利用されていたが、東日本大震災の影響で営業中止を余儀なくされていたスポーツ施設“Jヴィレッジ”を、3月16日にテレビ東京系で放送されるサッカー番組『FOOT×BRAIN』(毎週土曜24:20~)で特集。大きな変化を遂げ、8年ぶりに復活を果たした施設の“イマ”を伝える。

1997年に福島県の双葉郡、広野町、楢葉町に跨る広大な敷地に、日本サッカー界初のナショナルトレーニングセンターとして開設されたJヴィレッジ。元サッカー日本代表で番組アナリストの都並敏史は「近代日本サッカー躍進の原点」、秋田豊は「トレーニングの聖地」と評する日本サッカーの重要拠点の一つだ。2006年のドイツワールドカップ前には、ジーコジャパンが国内最終調整を行い、人口8千人ほどの町に1週間で6万人ものファン・サポーターが集結した。

今回、ブレインスカウター・サトミキこと佐藤美希が、営業を再開したJヴィレッジを取材。震災発生当時から勤めるスタッフに話を聞き、新設された日本初の巨大施設やリニューアルされたJヴィレッジホテルに潜入。さらに、日本屈指の美しさを誇っていた緑の芝が完全復活。靴を脱いでピッチの上に立ちその感触を確かめる。

また、スタジオでは番組MCの勝村政信が震災当時の思いを告白。この2月で放送400回を迎えた同番組だが、第1回収録が行われたのは震災直後の3月25日だった。この日の収録の話題になると「何もできなかった」と胸中を告白。さらに自らのエピソードを話し始めると「泣いちゃいそう……」と言葉を詰まらせながらも当時の思いを伝えていく。

そのほか、都並がJヴィレッジで発見した高校時代のあの日本代表選手のエピソードを告白。秋田は震災後に参加したサッカースクールで見た子供たちの表情について語っていく。また、福島出身のなでしこジャパンの高倉麻子監督も登場し、Jヴィレッジ復活に対する喜びや、6月に迫る女子ワールドカップへの思いが明かされる。

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