「言葉は分からなくても嵐の曲はいい」耳にハンデがある松潤ファンの女性が『家、ついて』でイジメの過去を告白

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3月4日に放送された『家、ついて行ってイイですか? (明け方)』(テレビ東京系、毎週月曜27:55~)は、耳にハンデのある女性が登場し、過去にイジメられた経験があると明かした。

終電を逃した人にタクシー代を払う代わりに「家、ついて行ってイイですか?」と頼み、その人の自宅について行く“完全素人ガチバラティ”。ビビる大木矢作兼おぎやはぎ)らが司会を務める。

スタッフが新宿駅で声をかけたのは、埼玉県入間市に住むギャルのはるかさん(22)と友人のまりえさん(22)。はるかさんは生まれつき耳にハンデを抱えており、補聴器で音は聞こえるが、人の声は聞き取れないという。高校2年生の時から友だちのまりえさん曰く、顔を見れば話せるそうで支障はないとのこと。

自宅に着くとCDが置いてあった。歌声は聴こえないが、曲だけを聴きとっているのだとか。のシングルが置いてあったため「言葉は分からなくても嵐の曲はいいですか?」と問うと「メロディーが大好き」とコメントする。生活に不自由な点を質問した際には、松本潤が好きなため「(松本の)声が分からないのが不便」と返答。ミラーを駆使すればクルマの運転もできるし、生活するうえでは特に問題ないことを明かした。

はるかさんは、公立の学校に通っていたそうなのだが、周りの同級生から「耳についてイジメられたのが人生最大で辛かった」と回顧。特に、小学校、中学校が大変で、陰口を言われても、口の動きを見れば何を言っているのか判別できるため「“ムカつくな”って思っていました」と吐露した。そうした辛い日々も、人の痛みが分かった経験になった、と前向きに捉えていた。

人間不信で友人もできなかったが、高校生になって辛くても明るくするように努めると、自然と友人ができるようになったのだとか。そうすることで「悩みがなさそう」と言われることを明かし、まりえさんも「(はるかさんが)笑っているから、こっちも笑っちゃいますよね。この笑顔見ていると“まぁいいか”って気分になります」と話した。

最後にやってみたいことを問うと「電話をしてみたいし、音楽も聴いてみたいし、人の喋っている言葉を聞いてみたい」と願望を語っていた。

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