世界的な指揮者・西本智実が誘う『ミステリアス・ジャパン』120体もの洞窟磨崖仏の謎に迫る

公開: 更新:

世界的な指揮者・西本智実がナビゲーターを務める『ミステリアス・ジャパン』(BSテレ東、毎週土曜7:30~)。1月26日の放送は、佐賀県唐津市にある「謎の洞窟磨崖仏」にスポットをあてる。

唐津市は、九州の北西部に位置した海の町で、唐など、大陸への玄関口として、古代から栄えてきた。江戸時代は、唐津藩の城下町、明治時代以降は、石炭の積出港として発展。唐津焼や、勇壮なお祭り「唐津くんち」で知られている。そんな唐津市に、ミステリー愛好者に知られる、謎の洞窟磨崖仏がある。摩崖仏とは、岩壁に掘られた石仏のこと。

唐津市にある謎の摩崖仏は、「鶴の岩屋」と呼ばれ、地元の信仰の対象となっている。「法海寺」という小さなお堂の奥にある洞窟の中にまつられている。およそ120体の磨崖仏がびっしりと並ぶ圧巻の光景。実はこれらの磨崖仏は、500年ほど前の戦国時代に、たった一人の修行僧によって彫られたとみられている。しかし、「修行僧」ということ以外、どんな人が彫ったのか、分かっていないという。

果たしてそれはどんな人物で、何のためにこの地へ来て、何のために120体もの磨崖仏を彫ったのだろうか? 唐津市の歴史を紐解く名所と共に、その答えを紐解いていく。

PICK UP