西島秀俊と内野聖陽が同性カップルに!『きのう何食べた?』実写ドラマ化

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西島秀俊内野聖陽が同性カップル役でW主演を務める新ドラマ『きのう何食べた?』(テレビ東京系、毎週金曜24:12~)が、4月から放送されることがわかった。

「大奥」、「西洋骨董洋菓子店」など代表作を多数持つ、漫画家・よしながふみが「週刊モーニング」で連載中の同名コミックが原作。料理上手で几帳面・倹約家の弁護士・筧史朗(通称・シロさん)を西島、その恋人で人当たりの良い美容師・矢吹賢二(通称・ケンジ)を内野が演じる。2LDKのアパートで同居する二人の毎日の食卓を通して浮かび上がる、ほろ苦くてあたたかな日々をリアルに描いていく。

そして、ストーリーのもう一つの主役ともいえるのが、二人の食卓を飾る“美味しく安上がりな手料理”。月2万5000円と限られた食費で毎回披露される料理は、味はもちろんのこと、実用的なレシピばかり。食を通じて展開されるシロさんとケンジのふたりの世界に癒されてみては?

なお、原作者のよしながからは「実写なんだし、何もこんなに似せなくても……と思うぐらい、そっくりです! 本当にびっくりしました! すっごく楽しみです!」と喜びのコメントが寄せられた。

西島と内野からコメントが到着。以下に紹介する。

<西島秀俊 コメント>

――出演依頼があった時のご感想をお聞かせください。

元々、原作の大ファンだったのでお話をいただいた時は非常に嬉しかったです。たくさんのファンをもつ作品なので、とにかく丁寧に真摯に作品に向き合いたいと思います。

――撮影はこれからとなりますが、シロさん役をどのようにイメージされていますでしょうか。

シャープでちょっと近寄りがたく、ツンツンした態度もとるし、クールを装っているんですが、 本当はとても周りの人を大切にする人物です。そして色々なことをキチっと割り切って決めて生きているように見えて、実は内面が繊細に揺れ動いている。そこを大切に演じていきたいなと思います。

――共演の内野聖陽さんについてのイメージをお伺いできますでしょうか。

非常にスケールの大きな役者さんで、徹底的に役作りをされるということを聞いています。内野さんの圧倒的なエネルギーが、シロさんとケンジの穏やかで細やかな日常の表現に全部込められるのかなと思うと、今から本当に楽しみです。ご一緒できて本当に嬉しく思っています。

――放送を楽しみにしている視聴者、ファンの方へのメッセージをお願い致します。

才能溢れるスタッフが集まりました。皆、原作にとても愛情をもっていて、とにかく素晴らしい作品にしようと情熱を持って向かっています。心を込めて、深く理解し、丁寧に撮っていきたいと思っています。きっと心が優しく揺れる素敵な作品になると思います。楽しみにしてください。

<内野聖陽 コメント>

――出演依頼があった時のご感想をお聞かせください。

こういう役はほとんど経験がないので、新鮮に感じました。原作もすごく楽しくてどんどん読み進めちゃうほど面白くて。話をいただいた時、既に西島さんとの共演になることが決まっていたので、西島さんはピッタリだし、自分はどうかと思ったけど(笑)、面白いドラマになりそうだなっていう予感をすごく感じて、二つ返事で受けました。実はこの作品はかなり前から企画されていたんですが、スケジュールがなかなか合わず、流れに流れてようやくここにこぎ着けた感じなので本当に楽しみですし、まだどう演じようか思案中ですが、二人の関係をごく自然に演じたいと思ってまして、そこが自分の中で楽しみな課題ですね。今回、写真撮影をしてみて、みんなに大丈夫大丈夫、イケてるって言われて、やっとホッとしているような段階です(笑)。

――撮影はこれからとなりますが、ケンジ役をどのようにイメージされていますでしょうか。

大人ですねこの人は。外への出方は子供っぽい感じがするんだけど、とても繊細で人の気持ちを汲み取れるキャラだなと思って。美容師さんで、実はすごく寛容で優しい部分をもっているけど、時にサディスティックな感覚も併せ持ってる感じかな。そういうものがさらりと自然に出せればいいなと思っています。あとはシロさんの作る料理を毎回食べられるのが楽しみ。毎回お腹をすかせて現場に行こうかなと思っています。とにかく原作を読んだ時に、やけに料理が美味しそうだなっていう印象を受けて、自分でも作ってみたいなと毎回思っちゃう献立なんです。そういう美味しい空気感を見る方に届けられたらなと思います。

――共演の西島秀俊さんについてのイメージをお伺いできますでしょうか。

西島さんとは初共演で、写真撮影で初めてお会いしたのですが、思った通りのいい男で、シロさん役にぴったりで。自分はまだ役は中に入っていませんが、きっと西島さんとなら自然なふたりの空気感が醸し出せるんじゃないかなと期待して楽しみにしているところです。

――放送を楽しみにしている視聴者、ファンの方へのメッセージをお願い致します。

原作ファンの方はもちろん楽しみにしていただきたいし、原作を知らなかった方々にもすんなりと共感してもらえるような、すごく自然な現代感覚の人間関係を描けたらと思っています。同性のカップルなんだけど、男性が見ても女性が見ても、すっと入っていけるようなそんな作品になったらいいなと思っているので期待してほしいですね。

【あらすじ】
筧史朗(西島)は街の小さな法律事務所で働く雇われ弁護士。 史朗の日課は、定時に事務所を出た後に近所の安売りスーパーへ向かうこと。お買い得な食材をすばやく吟味しながら、頭の中で瞬時に夕食の献立を組み立てていく。月の食費を2万5000円以内に抑えるのが史朗にとっての重要課題なのだ。
帰宅した史朗は早速夕食づくりに取りかかり、三品のおかずと炊き込みご飯、味噌汁を手早く仕上げる。そしてちょうど夕食の支度が調った頃、帰宅してくるのが同居する美容師の矢吹賢二(内野)だ。二人は“シロさん”“ケンジ”と呼び合う恋人同士。二人で食卓を挟みながら取る夕食の時間は、日々の出来事や思いを語り合う大切なひととき。
ある日、連れ立って歩いていた二人は賢二の美容室の常連女性客・千石さんと出会う。千石さんは史朗を見るなり「この人が例の彼氏さん? 弁護士で女役っていう……?」。それを聞いた史朗の顔色がサッと変わった。周りから偏見を持たれることが嫌な史朗は、自分の素性を職場に公表していなかったが、賢二は職場どころかお客さんにまで話していたのだ。これは……今夜の食卓は波乱の予感?
シロさんとケンジのほろ苦くもあたたかい毎日と、日々の食卓を描いた物語が始まる……。

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