筧美和子、成海璃子、北原里英ら女優12名がデリヘル嬢役で『フルーツ宅配便』参加

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上段左から、徳永えり、山下リオ、北原里英、内山理名。中段左から、成海璃子、うらじぬの、内田慈、筧美和子。下段左から、中村ゆり、松本若菜、松岡依都美、阿部純子
上段左から、徳永えり、山下リオ、北原里英、内山理名。中段左から、成海璃子、うらじぬの、内田慈、筧美和子。下段左から、中村ゆり、松本若菜、松岡依都美、阿部純子

女優の徳永えり山下リオ北原里英の3人が、1月11日よりスタートする濱田岳主演の新ドラマ『フルーツ宅配便』(テレビ東京系、毎週金曜24:12~)にデリヘル嬢役としてレギュラー出演することが決定。さらに、内山理名成海璃子筧美和子ら9名の女優が、ゲストキャストとして、各話の軸として登場するデリヘル嬢を演じることがわかった。

本作は、「ビッグコミックオリジナル」(小学館)で連載中の鈴木良雄による同名コミックを原作としたヒューマンドラマ。子どもの学費を稼ぐシングルマザー、整形したい若者、詐欺で借金を背負ったOLなど、デリヘルで働くワケあり女子の人間模様が、濱田演じるデリヘルの雇われ店長・咲田真一の目線を通して描かれる。

主演を務める濱田をはじめ、仲里依紗前野朋哉原扶貴子荒川良々松尾スズキら脇をかためる個性豊かな共演者陣はすでに発表済。今回は、咲田の営むデリヘル「フルーツ宅配便」に勤めるデリヘル嬢役の女優陣が一挙に発表された。

テレビ東京で今年の夏クールに放送されたドラマ『恋のツキ』で主演を務めた徳永を筆頭に、映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』『寝ても覚めても』などの話題作に出演した山下と、元NGT48北原がデリヘル嬢役としてレギュラー出演。北原は、本作で監督を務める白石和彌監督の映画『サニー/32』にも出演。主演を務めている。

「フルーツ宅配便」で働くデリヘル嬢の源氏名は、それぞれがフルーツの名前。徳永が“みかん”、山下が“イチゴ”、北原が“レモン”という名のデリヘル嬢を演じる。

また今回は、各話にデリヘル嬢役でゲスト出演する女優陣も発表。第1話で、内山がシングルマザーの“ゆず”を演じる他、第2話には“モモ”役で成海、“スイカ”役でうらじぬの、第5話には“スダチ”役で内田慈、第7話には“サクランボ”役で筧が出演。

さらに、物語のクライマックスが近づく第8話には“ブルーベリー”役で中村ゆり、第9話には“カボス”役で松本若菜、第10話には“グァバ”役で松岡依都美、第11話には“スモモ”役で阿部純子が登場する。

物語は、東京の会社が倒産し、地方都市の故郷へ戻ってきた主人公・咲田が、強面で謎の多い男・ミスジ(松尾)と再会し、デリヘル「フルーツ宅配便」の雇われ店長を任せられるところからスタート。戸惑いながらも店長として働き始める咲田。そんな彼のもとに、内田演じるシングルマザーの女性が面接に訪れ、デリヘル嬢の“ゆず”として働き始める。一見、幸薄の美女の“ゆず”だが、ある事情を抱えており、ひょんなことから咲田はその事情を知ってしまう。

様々な事情を抱え、もがきながら懸命に生きるデリヘル嬢たちにスポットを当てた本作。デリヘル嬢を演じる豪華女優陣たちによって紡ぎ出されるリアルな人間ドラマは必見だ。


以下は、今回出演が発表された女優陣のコメント。

<徳永えり(みかん役)>
「フルーツ宅配便」のデリヘル嬢のみかん役を演じさせていただきます。みかんは大切な息子を守り育てるため、プライドを持って頑張って働くお母さん。女性の強さ、そして母の強さを出せたらなと思います。一番過ごす事の多い事務所のシーンでは、家族のような雰囲気で和気あいあいと撮影が進み、監督に本番ドッキリを仕掛けられるほど! 主演の濱田岳さんとも久しぶりの共演で、のびのび楽しくお芝居をさせていただいております。味わい深い様々な人生が描かれるこの作品、ぜひ楽しんでご覧ください。

<山下リオ(イチゴ役)>
『フルーツ宅配便』に出演させていただきますイチゴ役の山下リオです。 まずは、監督・スタッフ・キャスト、最高最強のチームの一員になれて、ただただ素直に嬉しかったです。初めてのデリヘル嬢役。今まで風俗について知る機会もなく、特殊なお仕事というイメージだけを持っていましたが、台本を読んでいると、同じ女性として近くて遠い世界に生きる彼女たちに共感している自分がいました。どんなにボロボロで、もがく姿が滑稽でも、今を受け入れて生きていく人たちは、かっこよく美しく感じてしまいます。監督たちがそれを真剣に、楽しそうに、可笑しく切り取っていく現場は、いつも和気あいあいとしています。「フルーツ宅配便」で巻き起こる様々な人間関係。小さな明かりは、心を揺らがせ温めてくれます。たくさんの方に見て頂きたいです。

<北原里英(レモン役)>
『フルーツ宅配便』はデリヘルのお話ですが、想像とは全く違うドラマになっていると思います。特に私は、想像していたデリヘル嬢とは180度違う役を演じさせていただきます。普段の自分とも全く違うので、演じていてとても楽しいです。個人的にはAKB48グループ卒業後初のドラマです。憧れのドラマ24、そして主演の濱田岳さんをはじめ、そうそうたるキャストの方々……! とても緊張するかと思っていたのですが、現場の雰囲気がとても素敵で、また以前にもご一緒させていただいた白石和彌監督との現場ということで、ほど良い緊張感を持って臨めています。さらに今回は白石監督だけでなく、沖田修一監督という素晴らしい監督さんとも出会えて、とても幸せな撮影現場です! みなさま、放送をぜひ楽しみにしていてください!

<内山理名(ゆず役)>
朝から一日中ラブホテルでの撮影というのは新鮮でした。なぜデリヘル嬢として働くのか……。シングルマザーのゆずの日常を見て何か感じて頂けたら嬉しいです。

<成海璃子(モモ役)>
派手ではないですが、少し切ない良いお話で、ぜひ参加したいと思いました。中華料理屋の母親とのシーンが好きです。たくさんの人に見ていただけたら嬉しいです。

<うらじぬの(スイカ役)>
素晴らしい共演者・監督・スタッフの皆様に混ぜて頂き、スイカちゃんを演じられたこと、至極光栄です! 原作を読んだときの、悲喜こもごも、じんわり続く鈍痛のような気持ちを、さらに立体感の増したドラマ版ストーリーに乗せてお届けできたらと思います。どうぞよろしくお願い致します!

<内田慈(スダチ役)>
バンザーイ! 出演できて嬉しい! 特別な女性たちの話じゃなく、現代人の生き方として淡々と描く視点が好き。日常と地続きな世界のリアリティ。カボスと似てるけど、カボスは大分県の、スダチは徳島県の名産品!

<筧美和子(サクランボ役)>
こんなこと当たり前なんですけど「当たり前」の価値観って環境や生き方によって違いますよね。例えば幸せとか、悪意とか。今まで出会ってきた「当たり前」が違うあの子とかあの人とか、私が演じるサクランボちゃんとか。「当たり前」の価値観の微妙なズレに恐怖と面白さを感じました。「フルーツ宅配便」に届いた異物なサクランボ、食あたり注意です。

<中村ゆり(ブルーベリー役)>
日本映画界で一番キラメキを放っている、私も大好きな監督陣のドラマという事で、絶対やる! とすぐお返事しました。私の役はかなりヘビーでしたが、社会の片隅でしか生きられない人の切なさを切実に感じ、誠実に演じなければと思いました。

<松本若菜(カボス役)>
念願の沖田監督の演出の元、少し心がホワッとなる回になっています。どんな経緯でデリヘル嬢へとなったのか。「フルーツ宅配便」のみんなとどう関わっていくのか。ぜひ、お楽しみに!!

<松岡依都美(グァバ役)>
久しぶりに白石監督作品に出演させていただけることとなり、興奮しすぎて撮影日前日は全く眠れませんでした(笑)。うれしい再会と、新たな出逢いが出来たこの作品。懸命に生きている“フルーツ”たちをどうぞご堪能ください。

<阿部純子(スモモ役)>
大ファンのキャスト陣に囲まれてお芝居できるなんて! と、気持ちが高ぶりました。アドリブざんまいに、こんなにも笑いを堪えるのに必死な撮影は初めて。女性の方々にも大いに楽しんで頂けるような笑い要素たっぷりのポップなドラマをお楽しみに。

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