12月18日放送の『ガイアの夜明け』(テレビ東京系、毎週火曜22:00~)は、「がんの『超』早期発見に挑む!~日の丸ベンチャーの底力~」と題して、世界も注目するベンチャー企業の取り組みにスポットを当てる。

同番組は、俳優の江口洋介が案内人を務める経済ドキュメンタリー。日本人の2人に1人はかかるという「がん」。いまでは早期発見できれば治る可能性も高くなってきているが、そもそも日本人のがん検診率は決して高くない。そんな中、日本のベンチャー企業が、簡便に受けることができる画期的な検査方法を生み出している。

必要なのは、尿1滴。しかもがんのリスクを指摘してくれるのは“虫”。そんな研究を進めているのが「HIROTSUバイオサイエンス」だ。がん患者の尿には独特の匂いがあるという。それを線虫という体長わずか1mmの虫に嗅がせると寄っていく。逆に健常者の尿からは逃げる。しかも、最新の研究結果によると、その的中率はおよそ9割。今のところ、胃や大腸や肺などのメジャーながんはもちろん、希少なものも含めて、18種類のがんに反応することがわかっているという。この画期的な検査方法を生み出したのが、広津崇亮さん46歳。もともと大学の研究者だったが、この線虫によるがん検査を世に出すため、2年前に自らベンチャーを起業した。実用化を目指して奔走している広津さんの元には、かつての教え子たちが集結している。魚住隆行さんもその1人。30歳という若さながら、今は研究開発部門のトップを任されている。現在の線虫の検査では、「がんがあるかないか」の可能性だけしか分からず、「どのがんの可能性があるか」まではわからない。がんごとに独特の匂いがあるとされ、遺伝子を組み替えることで、特定のがんの匂いに反応する“スーパー線虫”を生み出そうというのだ。まず狙うのは、特に早期発見が難しいすい臓がん。最先端の研究は、どこまで進んでいるのか。

さらに、唾液1滴でがんのリスクを判断する最新の検査法がすでに実用化されている。がん細胞からは、代謝物と呼ばれるごく小さな特殊な成分が分泌されている。唾液に含まれる代謝物を調べることで、がん細胞がある可能性を高い精度で判定できるのだ。現在、1回の検査で、肺がん、乳がん、大腸がん、口腔がん、すい臓がんの5種類のがんのリスクを判定できる。この検査方法を生み出したのが、慶応大学発のベンチャー「サリバテック」の杉本昌弘さん43歳。いまの杉本さんの課題は、もっと採用数を増やすこと。現在の検査費用は2万円以上と高いこともあり、26の医療機関にとどまっている。しかし、唾液を冷凍して運搬する今の方法では手間とコストがかかり検査数を一気に増やすことはできない。どんなにいい検査でも、広く一般に広がらなければ意味がない。杉本さんはどう乗り越えるのだろうか。

世界も注目する最前線の現場にガイアのカメラが迫った。

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