大谷翔平選手も信頼!「国産高級ダウン」のデサントの経営術に迫る『カンブリア宮殿』

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12月13日放送の『カンブリア宮殿』(テレビ東京系、毎週木曜22:00~)は、「機能性の追求を武器に!スポーツメーカーのサバイバル経営」と題して、メジャーリーガーの大谷翔平選手も信頼しているというスポーツメーカー・デサントの石本雅敏社長をゲストにむかえる。

冬には売り切れになるという国産の高級ダウン、それはスポーツメーカーのデサントが開発した「水沢ダウン」だ。ちなみに「水沢」というのは工場のある岩手県の地名からとられている。もともとは2010年バンクーバー五輪で日本選手団に提供するために全社を挙げて開発し、五輪に先がけ2008年から一般販売された。究極の機能性を追求した結果、他のダウンとは一線を画すシンプルで洗練されたデザインに帰着。発売以来、トレンドに左右されないことも人気の秘密となっている。

創業83年になるデサントは、野球のユニホームに始まったスポーツウェア分野では、かつてアディダスで大ブームを作った。しかし、1998年にアディダスとの契約が切れ、赤字にも転落。そこで、ものづくりの原点に戻り、自社ブランドの育成強化に方向転換。今では大谷選手のアンダーウエアや、サッカー元日本代表の遠藤保仁選手のシューズ、水泳の瀬戸大也選手のスイムウエアなど、100名以上の一流スポーツ選手をサポート。多くのプロ選手に信頼される一方で、高い機能性は「水沢ダウン」など一般にも人気となる商品につながり、存在感を増している。そのサバイバル経営に迫る。

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