50年ぶりの悲願!国産ジェット旅客機MRJのテスト飛行に密着『ガイアの夜明け』

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11月20日放送の『ガイアの夜明け』(テレビ東京系、毎週火曜22:00~)は、「追跡!日の丸プロジェクト国産ジェット復活への闘い」と題して、三菱リージョナルジェット、通称MRJの開発現場にカメラが潜入する。

同番組は、俳優の江口洋介が案内人を務める経済ドキュメンタリー。日本の民間航空機開発はYS11以来、実に50年ぶり。自動車部品の数がおよそ3万点なのに対し、MRJの部品は100万点にも及ぶため、関わる部品メーカーも多くなり、日本の製造業の活性化が期待されている。

MRJは100席以下のリージョナルジェットと呼ばれる小型飛行機だが、今後20年間で全世界で5000機の需要が見込まれるビッグビジネスだ。この分野にはカナダのボンバルディア、ブラジルのエンブラエルが“2強”として君臨しているが、MRJは、燃費効率や客席の快適さなどで勝負をかける。

この事業は、2008年から始まっており、当初は2013年に日本の空を飛んでいるはずだった。しかし、これまでに度重なる設計変更で5度の延期。現在は2020年の納入予定となっている。そんなMRJが“最大の関門”テスト飛行へ。

この秋、アメリカ・モーゼスレイクで、最大の難関である国交省によるテスト飛行に入ろうとしていた。これをクリアして安全性が確認されなければ、航空会社に引き渡して客を乗せて飛ぶ事が出来ない。果たしてテスト飛行に合格することはできるのか。緊迫のテスト飛行の現場をカメラが追う。果たして、「日の丸ジェット」は羽ばたくことができるのか?

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