ビートたけし、今年はドタキャン回避?「ラオスで橋を渡ってやろうと思っています」

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ビートたけしが8日、都内で行われた『いきなり、たけしです。』(テレビ東京系、11月12日~11月16日18:55~、17日、18日は18:30~)の取材会に出席した。

11月12日から1週間、『YOUは何しに日本へ?』『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』等、テレビ東京を代表する番組の放送時間を拡大して放送される「テレビ東京55周年 テレ東ぜんぶ見る大作戦 WEEK」がスタート。本番組はそれにあわせて各番組冒頭に3分間ほど放送されるバラエティ。その後放送される番組をたけしがパロディ化するという内容になっている。

たけしは会見に袴姿で登場すると、「各番組のパロディ版を撮っているのですが、とりあえず笑える番組。看板番組の頭に、味付けというんじゃないけど裏番組をやって景気づけようって感じになっています」と紹介。「周囲からかなり大好評。そのうち本体の番組を乗っ取ってやろうって思っています」と意気込みも。

テレビ東京は昨年も『おはよう、たけしですみません。』を放送し、たけしの生放送のドタキャン騒ぎが話題となったが、たけしは撮影を振り返る中、そのことをネタにし「今回はそれ(ドタキャン)がないようにって一日で撮りました。来たら終わりでした」と話してニヤニヤ。また、テレビ東京に対する印象を問われると、自身が出演し始めたころを振り返り、「初めの頃は東京スポーツと変わらないなって。やっていることが嘘くさくて。でも、ここ最近は実績あげてきて、ドラマとかが表彰されたりしていますよね。テレビ局はそれくらいフレキシブルにやったほうがいい。マンネリ化していないほうがいい」と近年のテレビ東京の躍進に太鼓判。「今度わたしもラオスで橋を渡ってやろうと思っています」と続けて会場を笑わせた。

今後のテレビの役割について問われると、「テレビが茶の間に欠かせない時代から今はテレビ離れして、10年後、20年後、テレビがどういう役割を果たすのかわからない。制作側には見たい番組とは何かを常に考えて、面白いという感覚がズレないように頑張ってもらいたい」とエールを送り、「もしテレビ東京の社長になったら」とも問われると、「わたしがトップならまず全員派遣社員にして人件費を減らします。給料は出来高制にして、視聴率1%ごとに500円払うというふうにします」と話して局関係者を大笑いさせていた。

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