遠藤憲一「全裸の女性がグワァーって突っ走る写真を撮りたい」発言に笑福亭鶴瓶は苦笑い

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遠藤憲一が、11月6日に放送された『チマタの噺』(テレビ東京系、毎週火曜24:12~)に出演。ある壮大な夢を語り、MCの笑福亭鶴瓶を戸惑わせる一幕があった。

今や、名バイプレイヤーとして引っ張りだこの遠藤。鶴瓶に「ブレークしたきっかけは?」と問われ「自分でも分からないんですよね」と言いつつも、分岐点になった作品はあると明かし、「阿部寛さんが抜擢してくれたドラマ」と前置きした上で『白い春』(カンテレ・フジテレビ系、2009年)を挙げる。このドラマで遠藤は、阿部扮する元暴力団組員で刑務所から出所した主人公・佐倉春男の娘の保護者・村上康史を演じている。

遠藤曰く「すごくいい人」の役だったため、(いい人の役が初めてということもあり)プロデューサーに「後々、俺すげえ悪くなっていくんですか?」と尋ねたそうだが、「ずっといい人ですよ」と返答されたため驚いたことを明かした。それまでの作品と真逆のキャスティングで引っ張ってもらったこともあり、それからは朝ドラにも呼んでもらえるようになったと回顧する。

また、遠藤は、11月16日より公開される映画『アウト&アウト』の撮影秘話として、監督から説教されたことを振り返る。これまで自分から仕掛けていく役が多かったが、今回は寡黙な役柄だったようで「引っ張り切れるか」という心配があったそう。

監督に自分から演技プランを提示していったのだが、それが何日間も続くと「もうアイディアを出さないでくれるかな! やりたいことやっていたらキリないよ!」と怒られたとのこと。信用はできなかったが、撮影が終わって作品を観ると「力のある作品だ」と感銘を受けたそう。今回の作品を通して「やりたいことが明確にある人には任せたほうがいい」と勉強になったことを語った。

ほか、カメラが好きだという遠藤が、女性モデルと共に旅をし「いい風景で写真を撮りたい」と願望を吐露。奥さんには「それは墓場まで持っていく夢だね」と止められたそうで、鶴瓶からも「目的が分からへん」とつっぱねられる。

遠藤は負けじと、稲穂のある田んぼのあぜ道のロケーションで夕日の時間帯に「全裸の女性がグワァーって突っ走っているイメージ写真をいくつか撮りたい」と言い「裸はエネルギッシュだから」「全部裸にしたいわけじゃないですよ?」などと熱弁していた。

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