10月29日に放送された『家、ついて行ってイイですか？（明け方）』（テレビ東京系、毎週月曜27:55～）は、学生時代にいじめを受けていたという女性が登場。涙を流しながら過去の体験を明かした。

同番組は、終電を逃した人にタクシー代を払う代わりに「家、ついて行ってイイですか？」と頼み、その人の家について行く“完全素人ガチバラエティ”。ビビる大木、矢作兼（おぎやはぎ）らが司会を務める。

スタッフが池袋駅で声をかけたのは美容系の仕事をしているというさかもとさん（23）。美容師を経て、現在はまつ毛エクステやネイリストなどをしているという。ミニスカートのワンピースを着ていたため、女性スタッフが「脚キレイですね」と褒めると「毛が……」と照れるさかもとさん。付き合って9か月ほどの彼氏がいるそうで、イケメンでオシャレと紹介し「顔で選びました」とぶっちゃけた。

学生時代はおしゃれに無頓着だったのだが、ある日友人から「ブスだよな」と言われ、いじめられていたと告白。地元の高校に通っていたものの、そのいじめが原因で退学したという。原因について問われると「私だと思いますよ」と回答。自分がブスだったために、いじめられたんだと語った。

いじめについては、一番の親友だった同級生からある日「おいブス」と言われ始めてからエスカレートした。本人に直接「私なにか悪いことした？」と聞いたのだが、「そんなの自分で気づけばいいじゃん」と突き返されたそう。もちろん、先生にも伝えたが知らんぷり。ほかの友人らもいじめに気づいていたが、見て見ぬふりをされてしまった。高校1年生の後半からいじめはスタートし、それから1年ほど我慢。トイレでご飯を食べたり、ごみ箱に私物を捨てられたりなどして、耐え切れずに退学してしまったとのこと。当時について「死んでもいいレベルだった」と言い、涙を流しながら自殺も考えたことを明かした。

最後にさかもとさんは、いじめがなければ、そのまま人に気を遣わない人生になっていたため「いじめられて良かったと思う」と回顧。「こうなってなければイケメンと付き合えないんで」と笑顔で話し「今はその子よりも私の方が可愛いと思う……たぶんですけどね」と笑顔で語った。