田辺桃子、須賀健太が握った寿司をパクリ!出世魚の話に勇気もらう『江戸前の旬』

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SNSでも話題の19歳・田辺桃子が、須賀健太主演の真夜中ドラマ『江戸前の旬』(BSテレ東、毎週土曜24:00/テレビ大阪、毎週土曜24:56)で、銀座の料亭「吉川」の中居・三崎翔子役を熱演中。10月20日に放送される第2貫「伝統の味 アナゴ」で、須賀演じる柳葉旬が握った寿司の試作品を、翔子が味見するシーンカットが公開された。

本作は、1500万部を誇る『江戸前の旬』(原作:九十九森、劇画:さとう輝)を原作とし、銀座に店を構える「柳寿司」の家に生まれた旬(須賀)が、父・柳葉鱒之介(渡辺裕之)の厳しくも愛情ある指導と常連たちの応援で、寿司職人としての腕を上げていくさまを描いた奮闘記。劇中には、築地市場で撮影されたシーンもあり、勢いのある市場風景も楽しむことができる。

田辺が演じる翔子は、料亭の中居として働いており、旬とは同年代で同じ修業の身。味覚を買われて味見に付き合わされる女の子。ドラマ公式サイトには、翔子という役どころについて、田辺は「何事にもひたむきで真っ直ぐな女性です。旬と共に尊重し合いながら成長していくその過程が、抱きしめたくなるような甘酸っぱさでそんな翔子ちゃんを映像で表現したいと思い演じました。視聴者の方々にその姿がお届けできれば嬉しいです」とコメントを寄せている。

今回放送される第2貫では、修業中の旬が、2貫とも身表に握ったアナゴを父・鱒之介から「食うに値しねえ」と言われてしまう。江戸前では上半身は皮を表、下半身は身を表に握るのが定石なのだ。

そんな中、「柳寿司」に15年前に食べたアナゴを探す照井(大浦龍宇一)がやってくる。「あったかくてふんわりしてて、口に入れた瞬間、雪みたいにすっと溶けてなくなる優しい味のアナゴ」。どうやら今では廃れてしまった江戸前の昔の技らしい。常連客の平政(赤塚真人)はその技の再現を旬にやらせてはと提案する。厨房にこもりっきりになり、煮たり、蒸したり、アナゴと格闘する旬。

旬は通りがかった翔子に試作品の味見をしてもらうことに。翔子は料亭「吉川」で中居をしており、味覚には自信ありなのだ。ところが翔子が突然、中居をやめると言い出す。そんな翔子に旬はショッコの握りを差し出す。ショッコは出世魚。荒波を泳ぎ続けていつかカンパチになる。お互いに頑張ろうと励ます旬。煮物の温め直しをレンジでしようとして女将に叱られた翔子はちゃんと謝ろうと決意する。“温め直した”温かいアナゴのヒントはそこにあった。

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