元風俗・AVスカウトマンが驚きの報酬制度を暴露、何もせず毎月35万円が入る仕組みって?

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元敏腕スカウトマンのきむなおさんが、9月27日に放送された『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』(テレビ東京系、毎週木曜24:12~)に出演。どのような形でお金を生み出していたのか、そのからくりを明かした。

1990年代、キャバクラ、風俗、AVのスカウトを20代後半から30代後半まで仕事にしていたきむなおさん。現在は水商売系の路上スカウトが禁止されているが、きむなおさんが活躍していた頃はほとんど規制がなく、東京・歌舞伎町や北海道・すすきのを中心に仕事ができたのだという。

きむなおさんは、キレイどころを探すのは難しく「ブスをどうするのか」という問題に苦しんでいたとのこと。よって、王道系のお店だけではなく、熟女やおデブちゃん系など、マニアックな容姿でも雇ってくれる店を多数知っていたのだとか。そのため、よっぽどの容姿でない限りは、声をかけた女性に必ず仕事を紹介できていた。

声をかけた女性が、ゲストで来ていた「平野ノラだった場合どうするのか?」と問われると「人妻系のデリバリーヘルス」と一言。平野はショックを受けたように呆然としていた。

そんなスカウトマンの報酬系統は「買い取り制」と「歩合制」に分かれるとのこと。

買い取り制については、女性が既定の日数働いたらスカウトマンにバックが戻ってくるというシステムで、キャバクラはこの買い取り制が多いそう。買取報酬の取り分は、会社3スカウトマン7。女性のランク(接客や容姿で査定)に応じた金額がスカウトマンに入るそうで、たとえば、Aランクの女性を15万円で買い取りした場合は、スカウトマンに7割の10万5,000円が収入として入ることになる。それ以降は女性が出勤しようがしまいが報酬は入らない。

続いて歩合制の場合。女性が勤務した稼ぎに対しての数パーセントが報酬としてスカウトマンに入る。これは、女性が辞めるまで半永久的にお金が入ってくるというものである。例えば女性をAVに送り込み、ギャラが200万円だった場合、所属事務所が約半分を女性に支払う。残った金額をAV事務所とスカウト事務所で折半する。

きむなおさんは「僕は代表だったのでストレートで入る(例の場合だと50万円)のですが、会社が多少ピンハネし、部下には7~8割(例の場合だと35万円)を払う」と語っていた。つまり、AV女優が引退するまでは、何もしなくても毎月35万円の報酬が手に入る計算になる。これは、風俗でも同じこと。女性が働き続けることによって収入を得られるため、わざわざ風俗で働く女性の心のケアをするスカウトマンもいることが紹介されていた。

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