『家ついて』太田道灌の子孫という「先生」を崇拝し教えを広める男性が登場

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9月3日に放送された『家、ついて行ってイイですか?(明け方)』(テレビ東京系、毎週月曜27:55~)は、謎の教えを信じる76歳の男性に密着した。

同番組は、終電を逃した人にタクシー代を払う代わりに「家、ついて行ってイイですか?」と頼み、その人の家について行く“完全素人ガチバラエティ”。ビビる大木矢作兼おぎやはぎ)らが司会を務める。

今回、趣向を変えて東京・墨田区にある「御谷湯」に行き「回数券を差し上げる代わりに家を見せてもらう」という企画を実施。そこで取材を了承してくれた男性が室園さんだった。

室園さんの自家用車で自宅に向かうことになったのだが、車の側面に『続黄金の帝国ーUFOの正体を暴くー』という書籍の表紙をプリントした画像があしらわれていた。日本のルーツを書いた本であり、中身には宇宙人の風貌も描かれているという。室園さんはこの著者・三原資忍さん(本名:太田兼盛さん)を「先生」として尊敬、著者が開いた団体『火焔の道』を崇拝しており、その教えを広めたいと明かすが宗教法人ではないという。

室園さんが「先生」と呼んでいる太田さんは、室町時代の武将・太田道灌の子孫なのだそう。「この世の天国とは己の心の持ち方である」という先生の教えを紹介、スタッフにも教えが書かれた紙をプレゼントしていた。

じつは太田さんはすでに亡くなっており、部屋の奥には遺骨が祀られていた。太田さんに奥さんがいることを知ったスタッフが「(家族で遺骨を引き取って)お墓を作るのが普通なのでは」と問うと、室園さんは「それは人間の世界。(太田さんは)神様になっているから。人間じゃないんだよ」と語る。神名は『火焔菩薩』と言うそうで、部屋には太田さんを模した彫刻も飾られていた。その隣に飾られていた閻魔大王については「先生の下で働いている」とコメント。火焔菩薩が頂点であり、宇宙の支配者であると説明した。

また、「先生が亡くなられて、すがるものがなくなってしまったのでは」とスタッフが質問すると、今まで先生の指示があったが、まったくゼロになってしまったことから「弟子は私しかいないんだ」という考えに至ったのだとか。最後に「命をかけて先生の教えを広めようと思う。150歳まで死ねないね(笑)」と決意を語っていた。

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