池上彰、独裁者ポル・ポトの人生からカンボジアの今をひも解く

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ジャーナリストの池上彰の冠番組『日曜ゴールデンの池上ワールド 』(テレビ東京系、19:54~)の第7回「池上彰の世界を歩く  カンボジア内戦 謎の独裁者ポル・ポトとは?」が、9月16日(日)に放送される。今回は、宮崎美子相内優香(テレビ東京アナウンサー)と共に、世界遺産アンコール・ワットがあり世界中から観光客が押し寄せるカンボジアの今を、謎の独裁者ポル・ポトの人生を通して読み解いていく。

40年前、カンボジアでは破壊の限りが尽くされ、世界が驚く蛮行が繰り広げられた。カンボジア内戦中に起きたポル・ポトの悪夢、犠牲者300万人ともいわれる大虐殺だ。字が書ける者は「知識人」として殺害されたという「知識人狩り」の真実とは? 悪夢の時代に強制収容所から生還した人に池上が迫る。さらに、ポル・ポト政権下で父と兄を亡くした男性が出演し、その悲劇を語る。

また、1973年11月、「地雷を踏んだらサヨウナラ」の言葉を残し、当時クメールルージュ支配下にあった、アンコールワットに向かい消息を断った日本人報道写真家・一ノ瀬泰造の足跡をたどる。

このほか、池上一行は首都プノンペンの虐殺記念館、さらには通称「キリング・フィールド」と悲劇の現場を訪ね歩く。なぜこれほどの悪夢が現実のものとなってしまったのか、池上が解説する。

※「世界ソフトボール」中継により当初の放送日時が変更になりました

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