亀梨和也、陰のある表情浮かべた劇中写真初公開 ドラマ『東野圭吾 手紙』

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KAT-TUN亀梨和也が主演を務めるドラマスペシャル『東野圭吾 手紙』(テレビ東京系、今冬放送)。このほど、亀梨演じる主人公・武島直貴の劇中写真が初公開された。

発行部数240万部を超え、映画化、舞台化もされている、人気作家・東野圭吾の代表作「手紙」をドラマ化。犯罪加害者の弟となってしまった直貴が、周囲の差別や偏見に苦しみながらも、やがて自分の家族を持つまでの軌跡を劇中で交わされる兄弟の手紙を通して丁寧に描いていく。

原作の刊行当時(2003年)より、情報の拡散力が上がったデジタル社会の現代。今回のドラマ化に際し、獄中の兄から届く手書きの手紙とSNSで簡単につながってしまう社会との対比を、現代版の「手紙」として描いていく。家族とは何か? 愛とは何か? 絆とは何か? を問いかける社会派エンターテインメントドラマ。

今回、初公開された劇中写真は、亀梨演じる直貴の陰のある表情。東野は、本作のドラマ化にあたり「『手紙』は、私自身が答えを探しながら書き継いでいった作品です。亀梨さんも、演技を通じて何らかの答えを発見されるのでは、と思います」とコメント。亀梨は、“強盗殺人犯の弟”という運命を背負う直貴という役柄に対し「撮影中は何かに悶々とする時間になると思うので、それを抱えられる自分でいたいと思っています」と熱い決意を語っている。

さらに、きょう8月4日(土)25時15分から放送の『ABChanZOO』(テレビ東京系)内で、ドラマの特報映像が初放送される。その後、番組ホームページでも公開される。

<あらすじ>
「本当に俺はバカな兄貴だよ」武島直貴(亀梨和也)の兄・剛志は、4年前、直貴を大学に入れてやりたいという一心から、盗みに入った家で思いがけず人を殺めてしまい、強盗殺人の罪で逮捕され、懲役20年の判決が下される。それ以来、獄中から月に一度、弟の直貴のもとへ手紙を送り続けている。働きながら定時制高校へ通う直貴は「順調だから心配いらない」と兄へ手紙で報告するが、現実はアルバイトを次々と変え、住む場所も転々とせざるを得なかった。SNS社会の現代。進学、恋愛、就職...…掴もうとした人生の幸福すべてが「強盗殺人犯の弟」というレッテルによって、その手をすり抜けていく。次第に直貴は剛志からの手紙を無視するようになり、やがて兄弟にとって大きな選択をすることになる。

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