吉田栄作が、今秋放送スタートの新ドラマ『天 天和通りの快男児』（テレビ東京系）に出演することがわかった。原作ファンの中で絶大な人気を誇る超天才雀士・赤木しげる（アカギ）を演じる。

同ドラマは『カイジ』や『アカギ』などで有名な人気漫画家・福本伸行の同名麻雀漫画が原作。無類の勝負強さと強い意志を持つ雀士・主人公の天貴史（てん・たかし）を岸谷五朗が演じ、吉田は原作ファンの中で絶大な人気を獲得したもう1人の主人公・赤木しげる（アカギ）を演じる。

アカギは、あまりに冷徹な麻雀の打ち回しから悪魔と恐れられる、負け知らずの超天才。アカギを主人公にしたスピンオフ作品『アカギ～闇に降り立った天才～』は、「近代麻雀」で今年2月に最終回を迎えるまで27年もの間連載が続き、単行本の累計発行部数1,200万部を誇る大人気漫画となっている。

原作通りの白髪姿で、漫画のアカギを見事に再現してみせた吉田は、「ビジュアルを寄せることで気持ちからキャラクターに近付き、その世界観を映像の中でも再現出来たらと考えています」と語る。「赤木の打つ麻雀や台詞は、経験から来る『自信』と『センス』そして風向きさえ味方にする『強運』で勝ち続けた裏付けのある結果なのだと思います。雀神とまで呼ばれる赤木には全く及びませんが、自分がこの世界で生き続けて来られた経験を台詞に投影してみたいと思っています」と意気込んでいる。

なお、初共演の岸谷については「天役が岸谷さんだと聞き、何と言うか……ぴったりだと思いました。ビジュアル撮影の日にヘアメイクを終えた岸谷さんが現れた時、そこにはまさに『天』がいました！　存在感ですね……今回も楽しみながらも熱い、背中でものを語る岸谷さんの天が今からとても楽しみです」と期待を寄せた。