キングコング西野、約1億円で購入した“キムタクの家”風自宅を公開

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キングコング西野亮廣が、7月23日に放送された『家、ついて行ってイイですか? (明け方)』(テレビ東京系、毎週月曜27:55~)に出演。知られざる将来の展望を明かした。

同番組は、終電を逃した人にタクシー代を払う代わりに「家、ついて行ってイイですか?」と頼み、その人の家について行く“完全素人ガチバラエティ”。ビビる大木矢作兼おぎやはぎ)らが司会を務める。

五反田駅周辺でスタッフは西野を発見。“素人バラエティ”と謳いながらも、あえて彼に声をかけて自宅へと行くことに。「月9に出ているキムタク(木村拓哉)の家が好きで、大体そこに合わせに行っている」という西野の自宅は、30歳前に約1億円(+工事費)で購入したマンション。玄関を開けるとVTRを観ていた矢作らは「おしゃれ!」と絶賛。そこには自身が描いた絵やキャラクターの人形が飾られており「女の子のハートを掴む罠です」と語る。「年間何人くらいの女性がここに?」という問いには「実際あんまり興味がなくて」と言い、そんなことよりも友人と飲んだり、海外に何かを仕掛けてハマったりした時の方が「楽しい」と明かした。

さまざまなことに挑戦している西野だが、どの仕事に重きを置いているのか質問されると「わかりやすく言うと『ディズニーを倒す』というのが1つの目標」だと述べる。ディズニーは大好きなのだが、だからこそ挑みたい気持ちがあり、そこに時間を割いているのだとか。

また、西野はニューヨークで開催された自身の個展を振り返る。個展には額縁に入ったラフ画が展示されており、専用のタブレットをかざすと完成した1枚の画になるという仕掛けを施した。その手法を応用し、渋谷の街をタブレットでかざすと彼が手掛けた絵本『えんとつ町のプペル』のような世界観を観られるようにするのが目標とのこと。西野は「ディズニーは夢の国なので現実世界と解離して会いに行かないといけない。そうじゃなくて自分たちの世界の中にファンタジーを落とし込む」と展望を語った。

なぜ、芸人活動だけではなく多方面で活動するようになったのか? 理由を問われると西野は「『はねるのトビラ』(フジテレビ系)っていう番組が20歳の時にスタートして25歳の時にゴールデンに上がった」と回顧。視聴率20%を獲り「願ったり叶ったりの状況になった」と語る。チヤホヤされ、生活も良くなったのだが「結局、スターにはなれなかった」と。山に登ってみると、ビートたけし、明石家さんま、タモリ、ダウンタウン、ナインティナインらの背中があったと言い、彼らを抜くためには「違うルールで戦わなければならないと思った」と述懐した。

ほか、『ゴッドタン』(テレビ東京系)によく出演する西野は、過去に矢作から「(今の活動は)『ゴッドタン』用のネタをの種をまいてくれてるんでしょ?」と言われたそうで「本当にそうだな」と思ったのだとか。「アートで世界を変える」と言っているうちに矢作らに捕まることで笑いが生まれるなら本望であることを語る。さらに、矢作に対しては「笑ってくれるし、バカにしてくれるし、矢作さんがいたら全部面白くしてくれる」と絶大な信頼があることを明かしていた。

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