『青春高校3年C組』生ドッキリ敢行に「バカリズムさんの凄さが分かる」の声

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秋元康が企画・監修し、『ゴッドタン』などでおなじみの佐久間宣行氏がプロデューサーとして携わる『青春高校3年C組』(テレビ東京系、月〜金17:30〜)が7月19日に放送。番組初のドッキリを敢行した。

4月からスタートした同番組は、芸能事務所に所属していない16歳から20歳の男女が主役。舞台は教室で、おぎやはぎ千鳥などの芸人が曜日別で先生役(MC)を担う。番組は、オーディションに合格したさまざまなキャラクターを持つ生徒が、生放送で企画に挑むという内容だ。ちなみに、副担任のNGT48中井りかと教育実習生の若手芸人ノブナガ(岩永達彦、信太優人)は通しレギュラーとして毎日出演中である。

隔週で木曜日を担当するのはバカリズム。オープニングからテンションが高く「今日朝からずっと収録していたから、逆にエンジンがかかってんのよ」と明かし笑いを誘う。

今回のメイン企画は「10代のリアルが丸わかり! 青春ハイスクールワイドショー」で、トピックとして某人気女性誌が同番組を取材し、生徒らにインタビューを行ったと報告した。たくさん語ったという生徒らに対し、バカリズムは「ウソ取材です。するわけねーだろ!」と一喝。裏で番組が隠し撮りをしていたことが発表されると、生徒らは絶叫し驚いていた。

ここで、隠し撮りのVTRが流れる。「初恋の味はどんな味?」という質問に答えたのは夢はボーカリストのイケメン・中本大賀くん。彼が「夕焼けに浮かぶオレンジの味」と例えるとスタジオは爆笑に包まれた。ほかにも、大学デビューでダンスサークルに入った出口晴臣くんは「異性のドキッとするところ」について「女の子のシャンプーの匂いが好き。変態っすね」と回答するなど、それぞれの個性が出て大盛り上がりだった。VTR終わりにバカリズムから「夕日〜」コメントをイジられた中本くんは「結構かっこいいと思ったんすよ」と弱々しく返答し、生徒らを笑わせた。

なお、番組後半では、生放送中にドッキリに引っかかっている生徒を「生ウォッチング」する企画もスタート。中井は「はっきり言って悪ふざけ」と企画を揶揄しつつも概要を説明した。生ドッキリに引っかかっているのは天然でおばちゃんキャラの宇都木彩乃さん。彼女は仕掛け人のきめしゅんこと木目田俊くんと共に偽インタビューに応じており、バカリズムがインタビュアーときめしゅんに指示を送るという流れ。

「(妄想で)ファーストキスの味はどんな味ですか?」との質問に「ラムネの中にあるビー玉の味」と照れながら答えるなど、ユニークな受け答えをする彼女に爆笑するスタジオ。ひとしきり楽しんだ後、ドッキリだったことを明かされると「え!」と驚くおばちゃん。教室に戻ると、バカリズムから「ラムネのおばちゃんです!」と紹介され、恥ずかしさのあまり絶叫しながら倒れていた。

放送前、佐久間プロデューサーは、今回の企画についてSNSで「今日は、何かは言えないですが、生放送ではあんまやらないことをします。多分うまくいかないです(笑)」とつぶやいていた。しかし、放送後は「バカリズムに超絶腕があるから何とか成立した、生ドッキリ」とコメントし、手応えがあったことを明かした。

ネットでも「生徒への生ドッキリ面白い試み」「バカリズムさんの凄さが分かる回」「涙出るほど笑った」と絶賛の声が多くあった。

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