小泉孝太郎も涙…GACKT好きの妻のため夫が奮闘『はじめて東京行ってみたら?』

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7月21日の18時30分から土曜スペシャル『はじめて東京行ってみたら?~秘境発!夢を叶える0円バスの旅~』(テレビ東京系)が放送。「GACKTに会いたい」という愛妻の夢を叶えるべくやってきた、瀬戸内海・直島の西岡さん夫婦の東京旅に密着する。

本番組は、日本の超秘境や離島で〝東京に行ったことがない人“を探し「東京に行ってみませんか?」と訪ね、初めての東京旅で夢を叶えてもらおう、という企画。スタジオには、小泉孝太郎松本明子小峠英二バイきんぐ)、横山由依AKB48)、鷲見玲奈(テレビ東京アナウンサー)が集結し「初めての東京旅」を見守る。

番組スタッフが各地でリサーチをする中、香川県・直島で西岡裕喜広さん(54歳)と出会う。裕喜広さんは東京経験者ながら、妻の朋子さん(48歳)は東京未経験者。ビジュアル系バンドが大好きな朋子さんの願いはGACKTに会うこと。その夢を叶えるべく向かった東京で、まず朋子さんはGACKTに変身!? そして裕喜広さんは妻より積極的に、GACKTがいそうな場所を事前リサーチしていた。果たしてアポなしでGACKTに会うことができるのか!?

また、人口4300人の山形県鮭川村の公民館では、仲良し3人の高橋ヨシ子さん(80歳)、 黒坂ヨツエさん(80歳)、門脇豊子さん(77歳)に出会う。20歳で嫁ぎ、働きづめだったが、15年前に夫に旅立たれてからは「老人会が拠り所」という高橋さんと同じ境遇の仲良しグループ。東京行きの前夜は「眠れなかった」と言いつつも、髪もセットして新しいパンツでいざ出陣。3人が向かった先は、浅草寺。お参りを終え、まずは「カツ丼」探し。腹ごしらえをした3人組は念願の“バナナ”のためにアメ横へ。そこでなんと“バナナ違い”が発覚!? さらに、待望の“ナイフとフォークを使って”“ビフテキ”を食べるため高級店へ向かう。

ほかにも、山形県鮭川村では、安田大サーカス団長とスタッフが聞き込みを開始。そこで、小学4年生の陸人くんをキャッチ。陸人くんは安田大サーカスのクロちゃんに会いたいと いうので、早速サプライズ!? また、お米が大好きという陸人くんには、どうしても東京で確認したいことがあるという。それは「東京には田んぼがないのにお米が足りているのか!?」ということ。「和食より洋食の方が多いのかな?」と疑問は深まるばかり。そんな陸人くんの疑問を解決するため、団長の地元、戸越銀座で街行く人たちに聞き込み。果たして東京の人たちは、少年の真剣な思いにどのように答えるのか? そして彼は、東京で何を見て、何を学ぶのか!?

収録を終えた小泉は、「素晴らしいですね。自分が初めて東京に来た頃の忘れかけている気持ちを思い出しました。日本全国のいろんな世代の方の『東京行った事ない。こういう理由で行ってみたいです』というのを見てみたいです。なんでこんな涙がこみ上げるのか、こんな気持ちになるのか? いろんな方のピュアな気持ちが見えるからなんでしょうかね……不思議な感じでした」と、コメントを寄せた。

同企画の実現について、番組プロデューサーの三宅優樹は「まず『東京に行ったことがない人を、東京につれていく』というだけの企画にゴーサインを出してくれたウチの会社は、本当に懐が広いなと思いました」と述べ、「インフラも整備されたこの時代に、そんな人はそもそもいるのか、そして今までいかなかった人を連れてくることは可能なのか、やってみるまで成立するかどうか分かりませんでしたから」と振り返る。

また「番組を制作する過程で東京に行ったことがない人たちにお会いし話を聞くと、各々の今まで東京に行けなかった『理由』があり、はじめて東京に行って『やりたいこと』がありました。それらを秘めた田舎の方々が東京に来て笑顔になっている姿が印象的で、また彼らを通して、東京って普段は気づかないけど、実は優しい人がたくさんいて、やりたいことがなんでも叶う素敵な場所なんだと僕自身も再認識しました。そして、出発前日や数時間前に『やっぱり行きたくない』とお断りされる方が続出して、1回目にして番組あるあるもできました(笑)」と、裏話も明かしてくれた。

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