長谷川京子、仲村トオルとの夫婦役に感慨「ストイックでまじめな方」

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仲村トオルを主演に迎えたドラマBiz『ラストチャンス 再生請負人』(テレビ東京系、毎週月曜22時~ ※初回15分拡大)が7月16日よりスタート。放送を前に試写会が13日、都内で行われ、仲村ほか、共演者の椎名桔平和田正人大谷亮平町田啓太勝村政信水野美紀長谷川京子が出席した。

大手都市銀行に勤めていたが、財閥系銀行との合併を機に、大手飲食フランチャイズ会社「デリシャス・フード」のCFO(最高財務責任者)へ転身する主人公・樫村徹夫が崖っぷち企業の再建に挑む姿を描く本ドラマ。仲村は登壇すると、「撮影をしていて社長をやれるような年齢になったんだなとつくづく感じました」と照れくさそうにコメント。

「世の中の真ん中、最前線で働く人たちへのエールになるようなドラマになっていると思います。お父さんやお母さんが会社とブラックボックスの中で、自分たちと遊ぶことより優先して働いているんだと思っていることに対し、君たちのために働いているんだぞということを伝えられるよう頑張ります」と意気込みを見せた。

そんな仲村の妻・樫村明子役を演じる長谷川は現場で良妻を演じるにあたり、自問する場面も多かったといい、「広い心で旦那さんを元気づける良い奥さん役で、自分で言うのも歯がゆいくらい、きちんと旦那に響くような優しい言葉をかける役どころ。わたしが現実には絶対言えないようなセリフがたくさん詰まっています」とにっこり。

「仲村さんが本当に仕事をして、疲れた感じで帰ってくる演技を(リアルに)してくださって、その姿を見て自然と明子を演じることができたような気がします。これは自分への教訓にもなり、旦那さんには時にやさしい言葉をかけてあげないといけないんだなって改めて思いました」と振り返った。

ほとんど仲村と同じ現場だったといい、「トオルさんは本当にストイックでまじめな方。ずっと現場にいて、みんなに威圧感を与えない様子で立っている。セリフも多い役なのに、台本を現場に持ち込むこともなくやっておられて素晴らしいなって」と感銘を受けた様子。

水野も過去仲村と何度も共演し、仲村のストイックさに改めて感心したとのこと。一方、「わたしも初めての社長の役。感慨深いです」ともコメント。「飲食店の経営の裏側も垣間見れて楽しかった。あとは登場する企業戦士たちが本当にかっこよくて……。会社を背負って部下を背負って、家族を背負って働く彼らのかっこよさが感じられる素敵なドラマになっています」とアピールした。

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