椎名桔平、たけし主催『アウトレイジ』初食事会で緊張“沈黙の15分”を語る

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椎名桔平が、7月10日に放送された『チマタの噺』(テレビ東京系、毎週火曜24:12~)に出演。キャストとして加わった映画『アウトレイジ』(2010年公開)の裏話を語った。

『アウトレイジ』に関して、監督の北野武ことビートたけしがどういう経緯で自分をキャスティングしたのか「まったく分からない」と語る椎名。「『GONIN』(1995年公開)という映画で共演をして挨拶はしていたんですよ。でもそれも20年くらい前なので……思い出してくれたんですかね」と推測した。

改めて同作品を振り返り「『引き出してもらったな』という感じでした」と回顧。MCの笑福亭鶴瓶から監督としての「北野武」について聞かれた椎名は「物静かというかシャイな方」と印象を語り、「自分からああだこうだあまりおっしゃらない人」と明かす。また、撮影はテストをせず、一発撮りだったため、現場には常に緊張感が漂っていたという。椎名の話を聞いて鶴瓶は「そこを求めているんやろな」と一言。「馴れ合いにされるのが1番嫌やからその緊張感が良いんやと思うわ」とたけしの気持ちを代弁した。

撮影に入る前、たけしが主催者となり食事会を開いてくれたのだとか。北村総一朗や三浦友和など主要キャストがズラリと揃う中「(たけしが)15分くらいひと言も喋らないんですよ。だから皆ジーッとしていました」と振り返る。続けて「最初エビチリが出たんですよ。皆手を付けなくて……でも“出てきたものは頂かないと”ということで」と椎名が先陣を切って食べたそう。隣には加瀬亮がおり「『おい加瀬、エビ美味いぞ』って言ったら、『美味いんですか』って食い始めて」とそれから皆が箸を持つようになったとを語った。鶴瓶は「そういうのは本人(たけし)も分かってやってないからね。ああいう人やから」と言い「でも細かいところは見ていると思うよ」と伝えた。

ほか、収録当日が、ロシアW杯・日本対コロンビア戦当日だったため、サッカー好きの椎名はソワソワ。結果的に日本は勝利したが、その日椎名は「期待値は引き分けですけど」と予想。鶴瓶は「木梨(憲武)は『勝つ』言うとったけどね」と話した。

椎名は、駆け出しの頃に木梨のサッカーチームに入れてもらったことを明かし「サッカーの後にご飯を食べに行ったら、憲武さんが全部払ってくれていた」と言い感謝の気持ちを述べていた。

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