出川哲朗、さんまとの“感動シーン”「カットになっちゃっていたらごめんなさい」

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出川哲朗が、7月14日(土)18時30分から放送される『出川哲朗の充電させてもらえませんか?~あぁ新緑の山形縦断!最上川から銀山温泉とおって行くぞ山寺“立石寺”120キロ!ですがさんまさん5時間半しゃべり通しでゲゲ中岡の出番がないっヤバイよSP~』(テレビ東京系)の記者会見に出席。明石家さんまが自身の冠番組にゲスト出演することについて、「本当に夢のようです」と笑顔で明かした。

さんまの出演は、ことし1月に放送された『さんま・玉緒のお年玉!あんたの夢をかなえたろかSP』(TBS系)にゲスト出演した出川が、ダメ元で直々に出演オファーしたことがきっかけ。さんまがテレビ東京に出演するのは、1984年3月まで放送していた深夜番組『サタデーナイトショー』以来34年ぶりとなる。

出川は「本当に嬉しい! 僕のおかげですね(笑)。(プロデューサーの)平山(大吾)さんは出世すると思うんですけど」と明かして笑いを誘い、「僕をこの番組に呼んでくれた恩返しが少しはできたかな」とニッコリ胸を張った。

当初、テレ東の番組だと気付いていなかったというさんまについて、「僕は絶対違うと思う。さんまさんの優しさというか、一流の照れ隠しだと思います」と断言し、「34年出てこられなかったのは、やっぱりよっぽどのこと。そのわだかまりを乗り越えて後輩のために出演してくださったのはすごいし、本当にかっこいい。感謝しかないですね」と続けた。

今回、さんまがいつ収録に参加するは出川に伝えられていなかったらしく、さんまがドッキリで登場したが、「逆にリアルすぎて、僕はあんまりリアクションできていないかもしれない(苦笑)。でも本当のリアクションはそういうものだと思います」と回顧。またロケ地が山形だったため、さんまと出会った瞬間に「ありがとうございます」ではなく、すぐスタッフに「なんでこんな遠くの山形なの! もう勘弁してください!」と文句を言ってしまったという。

そんな出川に対して、さんまは「ええねん、ええねん」と声をかけてくれたらしく、「さんまさんが僕のために早起きをして、始発で3時間半もかけて来てくれたのに感激しました。さんまさんはお金とかそういうことじゃなく、心で動いてくれる人。本当にかっこいい先輩だし、自分もそうなりたいなと改めて思いました」とさんまへの尊敬の念を明かした。

さらに、ロケで一番印象に残っているエピソードも告白。バイクで走行中にさんまに好きな曲を聞かれた出川が「永ちゃんとサザンオールスターズです」と返答したところ、さんまが「君はファンキーモンキーベイビー!」と歌い出し、2人で矢沢永吉がかつて所属していたキャロルのヒット曲「ファンキー・モンキー・ベイビー」を歌ったそう。

「僕は少年の頃に永ちゃんの『成りあがり』を読んで、『やっぱり自分の好きなことをやってビッグにならなきゃダメだ』と、この世界を目指しました」という出川は、「自分の番組で矢沢さんの曲をさんまさんと走りながら歌っているという……。バックミラーを見たら、楽しそうに歌っているさんまさんを見て、僕も楽しそうに歌っているけど、本当は泣きそうになりましたね。いろんな思いが巡って来て、本当に感慨深いものがありました」としみじみ。続けて、「そのシーンは多分使われていると思うので、いいシーンになっていると思います。まさかのカットになっちゃっていたらごめんなさい(笑)」と笑顔で明かしていた。

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