50年愛されてきた「ボンカレー」インド進出へ!

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江口洋介が案内人を務める『ガイアの夜明け』(テレビ東京系、毎週火曜22:00~)。4月からは「探しに行こう!夜明けの先にある、光を」という新フレーズを掲げて放送。先が見えない暗闇の中で、じっと耐えている時代は終わり、かすかな光を見出し、その先を目指す人々を追い、「経済報道」ドキュメンタリーというジャンルをさらに深掘りしている。

6月26日の放送では、日本の“国民食”カレーを取り上げる。その人気はいまだ絶大で、1人あたり週に1回以上食べている計算だという。街中では、様々なカレーチェーンや専門店がしのぎを削り、スーパーでは、何種類ものレトルトが販売されている中、あの「ボンカレー」を、“カレーの本場”インドで売る極秘プロジェクトが動き出していた。番組では、1年半前から独占取材。果たして「日本のカレー」はカレー発祥の地で受け入れられるのか?

今年、日本のカレー業界では大きな動きが。長年市場を席巻していた固形の「ルー」の売り上げを、初めて「レトルト」が超えたのだ。世界初の市販用レトルトカレー「ボンカレー」を発売した大塚食品にとっては、進行中の極秘プロジェクトに弾みを付ける朗報だった。

実はボンカレー50周年の節目に、カレー発祥の地インドへ進出をしようと水面下で準備を進めてきた。13億もの人々が毎日のようにカレーを食べるインドは、言うまでもなく世界一の“カレー市場”。しかし一方で、日本の食品メーカーが苦戦を強いられてきた地でもある。「失敗すると思っている人がほとんど」だが、果たして覆すことはできるのか?

インドでの試作品作りは困難の連続。全ての材料を現地で調達しなければならず、何より、インドはベジタリアンが多いため、肉類が使えない。その制約の中で、味にコクを出すことが大きな課題に。さらには工場での生産でも新たな問題が発生、営業も苦戦と、次から次へと現れる“壁”。果たして、インド版ボンカレーは無事に誕生するのか?

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