声優界のレジェンド・野沢雅子が芦田、川栄、しょこたんの演技を絶賛「お世辞抜きでうまい!」

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7月13日(金)公開の映画『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』の公開アフレコイベントが22日、都内で行われ、ゲスト声優の芦田愛菜川栄李奈野沢雅子中川翔子の4名が登場。それぞれが白熱の演技を披露した。

ポケモン映画第21作目となる本作で、芦田は謎の少女・ラルゴを、川栄はポケモン初心者の女子高生・リサを熱演。そして、ポケモン映画には12年連続でゲスト参加となる中川は、リサの弟のリクを担当し、野沢は、ポケモンを毛嫌いする変わり者のおばあさん・ヒスイを演じた。

今回は、川栄と中川、芦田と川栄のタッグによる収録と、芦田と野沢のソロによる収録を実施。アフレコでは野沢のアドリブも飛び出し、会場に詰めかけた報道陣からはどよめきが起こる一幕も。

さらに、アフレコが終わったあとは野沢からの批評も飛び出した。最初は「私、だいたい皆さんがやっているときに割と細かく見る人なんですよ」と3人を脅かす野沢だったが、「お世辞抜きで、うまい3人! なぜかって言ったら、ちゃんと表情に合わせてやっているんですよ。気持ちをものすごく乗せているなっていうのが、すごく伝わってきて素晴らしい!」と太鼓判。これには3人も大感激し、中川は、「もう本当に、ただちに人間国宝に!」と興奮気味に野沢を称えていた。

女子高生役を演じた川栄は、「JK役ってことで、けっこうテンションが高かったりとか、口調も明るかったりとか、私、普段は暗いので、それを声だけで表現するっていうのがすごく難しい」とアフレコ時の苦労を明かし、「改めて声優さんって本当すごいなって思いました」と続けた。

また、音響監督にも演技を褒められた芦田は、明日23日に14歳の誕生日を迎えるということで、1年間の目標を宣言。「今、すごく学校が毎日楽しくて、お友達とたわいない、くだらない話をしているだけで、笑いが絶えなくて。特別なことをするわけじゃないけど、一緒にいるだけ楽しいっていう、そういうお友達との思い出をもっとたくさん作っていける1年になればいいと思ってます」と声を弾ませた。

そんな芦田の宣言を受けて、川栄は「発言の一言一言が大人で、しっかりしていて、なんか本当に14歳かなって。なんか20代後半の方のしゃべり口調だから、かっこいいと思います」と褒め、中川も「お仕事こんなにバリバリされているのに、プライベートも友達がちゃんといっぱいいて、充実している。本当に前世での行いがいいんだなと。敬語で接しさせていただきます」と絶賛した。さらに、「呪いのノートに絵を描いて燃やしたり、穴をほったり、手の甲にノリを塗ったりとか、そんなことばかりひとりでしていたから……」と自身の14歳の頃を振り返り、笑いを誘っていた。

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