岸谷五朗主演で伝説の麻雀漫画『天 天和通りの快男児』実写ドラマ化

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岸谷五朗を主演に迎え、2018年秋、『カイジ』や『アカギ』などで有名な人気漫画家・福本伸行の伝説の麻雀漫画『天 天和通りの快男児』が、テレビ東京にて実写ドラマ化されることが発表された。

『天 天和通りの快男児』は、雑誌『近代麻雀ゴールド』(竹書房)に、1989年~2002年まで連載された福本伸行による麻雀漫画。麻雀の「理」に対して深い造詣を抱き、雀荘で素人相手に荒稼ぎをしていた井川ひろゆきは、ある日、麻雀の請負業(=代打ち)を営む天貴史(岸谷)と出会う。天は、無類の勝負強さと強い意思をもつ代打ちで、ひろゆきは天に憧れ、麻雀の世界に没入していく。やがて天とひろゆきは、神域の男と呼ばれる伝説の雀士・赤木しげるや関西屈指の現役最強の雀士・原田克美らと出会い、日本の裏麻雀界の頂点を決める戦いに挑んでいく。

福本作品を民放で初めてドラマ化した『銀と金』の制作スタッフが再集結し、伝説の麻雀漫画を連続ドラマ化した本作。主演を務める岸谷は「基本的に麻雀卓を囲んで役者が座っているという、画替わりがない話を連続ドラマにする勇気がすごいなと思いました」と率直な感想を述べると「でもそういったチャレンジをすることが面白いんです」と前向きなコメント。

また、天貴史という役については「まずは(麻雀の)手つきから、役作りを始めています。プロの先生から演技指導で麻雀牌の持ち方を教えていただいたり、新幹線での移動時間などでも手になじむように牌をずっと触っていたりしています」と準備に余念がないことを明かすと「とにかく登場人物がみんな個性的で面白い! キャラクターが濃いんです。それで言うと、まだ名前は言えないのですが、このドラマのキャストも色濃いです」と期待を煽るような発言も。

原作の福本氏も「映像化、ありがたいです。あの傑作『銀と金』を作ってくれたチームが、また一肌脱いでくれるとの事。彼らなら、麻雀ドラマの面白さを、世に知らしめて頂けると信じています」と力強い応援メッセージを寄せていた。

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