清水尋也、投資に目覚めた高校生役で連ドラ初主演『インベスターZ』

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若手俳優の清水尋也が、7月クールの新ドラマ『インベスターZ』(テレビ東京系、毎週金曜深夜)で連続ドラマ初主演を果たすことがわかった。

本作は『ドラゴン桜』などで知られる三田紀房の人気コミックが原作。投資についてのリアルな描写もさることながら、作中には実在の企業や人物も数多く登場していることで注目を集めた話題作。舞台となる道塾学園に成績トップで入学した主人公の財前孝史は、学園のしきたりに従って学年トップの生徒のみで構成された投資部に半ば強引に入部させられてしまう。戸惑いながらも、財前はやがて投資の魅力に気づいていくという異色経済学園ドラマだ。

主演を務める清水は「初のドラマ主演という事で有り難いと同時にプレッシャーも感じましたが、気負い過ぎず楽しく演じられれば良いなと思いました」と緊張を感じながらも気合十分。「“お金”や“投資”の事をこんなに楽しく学べるドラマは、今作以外存在しないと思います」と自信をのぞかせる。「台本を読ませて頂いた時、今まで自分が目を向けた事の無かった世界が描かれていて、“もっと知りたい”とのめり込んでしまいました。演じる上では、周りのキャラが強いので、それに対するリアクションやツッコミを武器に、受けつつも倍で返す事を意識しました」と、これまでの清水にはなかったようなかなり濃いキャラを見せてくれそうだ。

原作の三田はドラマ化を聞き「え? ドラマにするんですか? てか、できるんですか? 実在の社名とかどうするの? 企業経営者の出演は?」としきりに心配しながらも、「いやあ、テレビ東京、思いきったことするなあ……。どうせやるなら、ドラマの常識をブッ壊して下さい。メチャクチャ楽しみにしています!」と期待のコメントを寄せている。

また、プロデューサーの工藤里紗は「株とか縁も無いし、何か固そうだなと思いつつも読み始めました。いつしか、『インベスターZ』から得た“知ったか知識”を毎日出会う人に話すように。『これは絶対ドラマ化せねば! しかも、経済×実験的な深夜ドラマができるテレ東で!!』と心に誓いました」と、すっかり作品の魅力にハマり、念願かなってのドラマ化であることを明かし、「清水さんは、映画『渇き。』の印象が強烈に残っており、ずっと気になっていた役者さん。今回は、どの作品でも見たことのない“コメディ的な表情”も見せてくれます。そして、それがうまい!!」と早くも彼の演技に太鼓判を押す。「今回の一番の注目は、原作通り“リアル人(びと)”がガンガン登場するところです。投資部メンバーは役を背負いながらも、普通に話題の会社に行き、社員が実際に働いている中でドラマを撮影、社長にも登場して頂きます。ドラマのキャラクターはフィクション、でも社長はノンフィクションという、架空とリアルの融合。まさにベンチャー的ドラマです」と、これまでにない試みでドラマを紡いでいくという。

投資部の他メンバーや、作中に登場する実在の企業、人物は追って発表されるとのこと。前代未聞のドラマの仕上がりに期待が高まる。

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