今年3月にNHKを退社した有働由美子アナウンサーが、5月29日（火）にテレビ東京で放送されるマツコ・デラックス出演の特別番組『マツコ、昨日死んだってよ』（24:12～24:42）のナレーターに起用されることが発表された。

本番組は、マツコがテレビ東京深夜の5番組（いずれも特別番組）に立て続けに出演するプロジェクト「無理矢理、マツコ。テレ東に無理矢理やらされちゃったのよ～」の第4弾。「もしも、マツコが死んでしまったら……」という架空の設定のもと、追悼番組風にマツコを偲び、マツコの価値を関係者が分析する。有働アナは、VTRのナレーションを務め、美しい白装束をまとったマツコと、有働アナのナレーションという絶妙なコラボレーションが楽しめる。

マツコは「有働さん？　有働さんなんて出ていませんよ。あれはそっくりさんです」と語ると「テレ東に本物の有働さんなんて出しません。有働さんのそっくりさんって意外に簡単に見つかるのよ。あれね、がっつりアイラインを引いて、つけまつ毛ゴッツイのつけるとだいたい有働さんになるから」とあくまで「そっくりさん」であることを強調。

一方、濱谷晃一プロデューサーは「まさか、有働さんの民放初登場がテレビ東京で、しかも、こんなマニアックな深夜番組なんて……」と信じられない様子を見せるが「ただ、声のみの出演ですし、マツコさんとも共演しているようでニアミスで終わっているので、各局の関係者の方にはご容赦いただけたらと思います」と他局に配慮（!?）したコメント。

また有働アナのナレーションぶりについて濱谷プロデューサーは「事前にしっかりと原稿を読み込んできてくださり、読み方のアプローチを何パターンもこちらに提示してくださるなど、本当にプロフェッショナルで、真摯な姿勢に脱帽いたしました。有働さんのおかげで本格的なドキュメント番組に見えると思います」と期待を口にしていた。