“完璧執事”上川隆也、誘拐された奥様を助けられるか?『西園寺の名推理』第3話

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上川隆也が主演を務めるドラマ『執事 西園寺の名推理』(テレビ東京系、毎週金曜20:00~)の第3話が、4月27日に放送。今回は、なんと西園寺(上川)が仕える奥様(八千草薫)が誘拐されてしまう。

本作の主人公・西園寺一は、「パーフェクトな執事」と言われる男。計り知れない能力と、完璧な心配りで、主人のいかなる望みにも応える“名匠”であり、絶対的な忠誠を貫く、現代の“騎士”だ。そんな西園寺が仕えるのは、アフタヌーン・ティーがよく似合う、優雅で上品な“奥様” 伊集院百合子。好奇心旺盛で少しだけ天然キャラ、「守ってあげたい」オーラいっぱいの貴婦人。西園寺は、当家の主人が亡くなる前からここに仕えており、奥様と深くて厚い信頼関係で結びついている。

物語では、そんな2人が殺人事件に出くわす。事件に疑問を感じた奥様の意思を汲んで、西園寺は独自の捜査を開始。もちろんいくら有能な執事とはいえ、事件捜査には素人のはず……ところが、西園寺に不可能はない。その知識と能力で、鮮やかに事件の謎を解き明かしてしまうのだ。

第3話では、百合子の定期健診で、西園寺は東光大学病院に訪れていた。病院ではその日、天才心臓外科医によるドイツの自動車メーカートップ・ブルクハルト氏の手術が予定されており、大勢のマスコミが詰めかけていた。その病院の駐車場で、西園寺と百合子は破水した妊婦を発見。西園寺が病院に助けを求めに行く間、百合子は降車して1人で妊婦に付き添っていると、スポーツカーから降り立った女性が覆面姿の男2人に誘拐される所を目撃してしまう。男は百合子に見られたことに気づいて……。

西園寺が妊婦の搬送を見届けて車に戻ると、百合子の姿はなくなっていた。誘拐された女性は、天才心臓外科医・藤井敦子(田中美奈子)。敦子はブルクハルト氏の手術を行う予定だったが、誘拐されてしまい、目撃した百合子も巻き込まれたのだった。犯行グループは敦子を返す条件として、病院が犯した“罪”をマスコミに公表するように求めてくる。西園寺は、犯人が訴える“罪”とは「医療ミスの隠蔽」ではないかと考えるが、院長の香坂(森本レオ)らは否定する。

西園寺は誘拐犯から奥様を取り戻すべく、犯人が訴える “罪”を明らかにしようと、独自に院内を探る。一方、西園寺を注視する元警察庁長官の政治家・大川(古谷一行)は、百合子が誘拐されたと聞いて驚き、現場の捜査状況を随時知らせるよう手配するが……。

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