同期の転職を妨害…阻止する理由は?『ヘッドハンター』第2話

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江口洋介が主演を務めるドラマ『ヘッドハンター』(テレビ東京系、毎週月曜22:00~)の第2話が、4月23日に放送。今回は、心許す同期が“ヘッドハント”された際の、親友の行動が描かれる。

同局が新たに設けた「ドラマBiz」枠にて放送される本作。この枠では、“働く”ことをテーマとし、大人たちへ向けた上質で本格的なビジネスドラマが展開する。その記念すべき第1弾となる本作には、『ガイアの夜明け』で案内人を務める江口、ナレーターを務める杉本哲太、そして『カンブリア宮殿』でサブインタビュアーを務める小池栄子という、同局の経済番組の“顔”である3人が集結。労働環境を背景にビジネスの“今”を切り取り、ビジネス人材のスカウトを生業とする、サーチ会社「SAGASU」の社長で、ヘッドハンター界の異端児・黒澤和樹(江口)が、人のため、企業のため、そして自分のために奮闘する姿が描かれる。

第2話では、大手「大急グループ・ホールディングス」の営業統括部長である郷原泰三(高嶋政伸)が、まもなく役員というポジションに就くにもかかわらず、気分が浮かないでいた。郷原は、もともとパソコンメーカー「五陽テック」の社員だったが、ある時「大急」に吸収合併された。しかし“五陽DNA”は今も郷原の誇り。やり方が違う「大急」は居心地が悪いのだ。生粋の「五陽」社員も少なくなり、郷原が心許せるのは、学生時代からの親友・柳井君秋(正名僕蔵)ぐらいだった。

ところがそんな柳井に、黒澤が転職の話を持ち掛けていた。「五陽」時代のシステム開発実績トップの手腕を、あるIT企業が欲しがっているという。「新天地で存分に手腕を発揮してみないか?」……カフェで黒澤が口にしたその言葉を、偶然、大急の若手社員が耳にしていた。すぐに報告を受けた上司の郷原は、転職斡旋会社の老舗「ブリッジ」に勤めている旧知の赤城響子(小池)を呼び出して、黒澤の動向を探る。転職話をつぶすべく奔走し始める郷原。それは親友を手放したくない一心か? 人材流出を防ぎたい己の保身か? そして、郷原の妨害工作によって思わぬ横やりが入った黒澤は、このピンチをいったいどう切り抜けるのか?

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