蒼井そら、連ドラ初主演作の会見で涙「あたしでいいのかな」

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女優の蒼井そらが9日、都内で行われた主演ドラマ『逃亡花』(BSジャパンにて4月14日スタート、毎週土曜24:00~)の記者会見に、共演者の永澤俊矢大浦龍宇一と出席した。

本作は、夫殺害の殺人犯として指名手配された女が“夜叉”となり、真犯人を追う逃亡劇。逆境に陥る主人公・小薗井咲子を演じる蒼井は、13年前にテレビ東京のドラマ24『嬢王』に出演しており、同じプロデューサーとの再タッグとなる。会見冒頭、そのプロデューサーから「最初から蒼井さんでと考えていた」「13年前彼女のキラキラした姿に、スタッフ全員ファンになった」など称賛の声をかけられると、蒼井は感極まって思わず涙。そして、涙を拭きながら「ドラマで主演をすることなんてなかったし、あたしでいいのかなって。原作を読ませてもらって、ものすごいスピードで読めるくらいの面白い展開でした。これをあたしが演じることができるんだって、楽しみになりました」と感激の表情を見せた。

今回が連続ドラマ初主演となるが、「出ずっぱりで余裕がない。咲子と自分との共通点を探したんですが、咲子はもともと大人しくて優しい感じの子なんだろうと思うと、自分は全然違う」とコメント。今年結婚したばかりだが、「カメラが回っても幸せが出すぎているとか、夜叉でいろとか言われたり。幸せを出さないように気を付けています」と、演技の苦労をしみじみ明かした。

また、共演者の大浦は「最初のシーンの撮影は雨。名前が“蒼井そらなのに”って言ったら“わたし10年に一度の嵐を呼んでしまうような雨女なんです”って。それで距離が縮まった気がします」と、現場での蒼井の気さくな様子を紹介。永澤も「昔、一度2時間ドラマでご一緒しています。その時以来で。現場では夜叉のスイッチ全開。今後の展開が楽しみになります」と語った。

さらに、ドラマ中には過激なシーンもあり、「家庭生活に悪影響を及ぼさないか?」と質問されると、「旦那さんは仕事に関しては自由な人。好きにやってきなさいって。家庭生活には影響を及ぼしていないと思います」と笑った。

また、蒼井は中国圏で人気があることで知られているが、会見では報道陣からリクエストされ中国語で本作の見どころをアピールする一幕も。テレ東側もアジア圏で本ドラマを売り出せないか考えていると明かすと「すごいですね。字幕でってことですよね」と嬉しそうな表情を見せていた。

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