北朝鮮レストラン、カルト教団の村で食べられている“飯”を調査

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テレビ東京で昨年10月に放送され話題となった番組『ハイパーハードボイルドグルメリポート』の第2弾が、4月9日(月)と16日(月)の2週にわたって放送される。

同番組は、「ヤバい人たちのヤバい飯を通じて、ヤバい世界のリアルを見る」という前代未聞のグルメ番組。前回は殺し合いを繰り返すアメリカの極悪ギャング、リベリアの元人食い少年兵の飯、台湾マフィアの 贅沢中華など、世界のディープな人々の“飯”を徹底取材した。

今回の舞台は、極寒のロシアと、ヨーロッパのバルカン半島中央部のセルビア。ロシア・ウラジオストクでは、北朝鮮レストランの麻薬密売現場に潜入するほか、シベリア奥地の通称カルト教団の村では、暮らす人々の飯を見せてもらう。中東諸国からヨーロッパを目指す難民たちが足止めを食っているセルビアでは、命がけで国境越えを目指す難民たちの飯を調査する。

前回に引き続き出演する小籔千豊は、収録後「めちゃくちゃ疲れました。やっぱり。何が正義かわからんようになってきますね。ある意味見たくない映像。でも見なきゃならないような映像かも」と感想を。さらに、「この番組に文句言う人いるんかな? “ワイプの小籔いらんやろ”ばっかなんちゃう?」と自虐し、「前回エゴサーチしたら、番組のことは褒めちぎられてるのに、“小籔いらへん”“小籔おらんかったらもっとおもろい”みたいなハイパーなツイートだらけだった」と嘆いた。

番組については、「背景にピント合ってて主役のおじさんボケてるみたいなこといっぱいあったけど、そんなんどうでもよくなる。撮り方とかもうどうでもいい。地理とか世界史とか、いろんな世界の過酷なドキュメントとか見てきたけど、“食ってる”ところを見るっていうのがすごくリアル。食うってすごい大切なことで、当たり前やけど、人間って食うんやなって。遺跡とか見に行く気も失せてきますね。そんなん正直写真とか動画でいくらでも見られるけど、この番組に出てくる少年とかお父さんの言葉とか表情、絶対ここに行かないと見られない。しかも、世界情勢の縮図みたいなものも見えてきたりする。なんで戦争がなくならないのか、考えさせられる。学校で流したらいいと思います、本当に。これ見た後、人に優しくなると思います」と絶賛していた。

『ハイパーハードボイルドグルメリポート』は、9日は24時12分から。16日は24時27分から放送される。

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