高級家電開発にも苦労が…無名の会社が挑む、日本初「電気土鍋炊飯器」

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4月3日放送の『ガイアの夜明け』(テレビ東京系、毎週火曜22:00~)は、「ニッポン家電の逆襲①」と題し、ニッポン家電の復活と新たな進化、世界をアッと驚かせる新たなプレイヤーたちを独占取材で追っていく。

ここ数年、勢力図がめまぐるしく変わった家電業界。今回取材するのは、本当に必要な機能を選び抜き「低価格の家電」を作り上げて評価が高まっている新興家電メーカー「siroca(シロカ)」だ。

電気炊飯器は、大手メーカーが相次いで多機能な高級品を多く送り出している激戦区。最近は、バルミューダ、バーミキュラといった新興ブランドも相次いで新商品を投入し、話題になった。そこに、高級家電の経験のない、無名のsirocaが打って出た。

開発に挑んだ新家電は、「電気土鍋炊飯器」。これまでどの日本家電メーカーも開発したことのない、土鍋と家電の融合……タッグを組んだのは、天保3年創業の伊賀焼の窯元「長谷園」。「抜群に美味しいご飯が炊ける」と、“究極の土鍋・かまどさん”は、数か月待ちの大人気商品だ。開発者は、41歳の技術者。大手メーカーからの転職で、sirocaで成し遂げたい大きな夢があった。

そして商品を託された営業マンたちの前にも、新興メーカーゆえに乗り越えなくてならない大きな壁が。これまでの商品は実勢価格で3万円以下だったが、今回の炊飯器は8万円以上となるという。初めて進出する「高級家電」市場。そこには、仁義なき家電販売の裏側、意外な結末が待っていた……。

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