女優の内山理名が、4月13日よりスタートする『執事 西園寺の名推理』（テレビ東京系、毎週金曜20:00～）の第1話にゲスト出演することがわかった。

本作の主人公・西園寺一（上川隆也）は、「パーフェクトな執事」と言われる男。計り知れない能力と、完璧な心配りで、主人のいかなる望みにも応える“名匠”であり、絶対的な忠誠を貫く、現代の“騎士”だ。そんな西園寺が仕えるのは、アフタヌーン・ティーがよく似合う、優雅で上品な“奥様” 伊集院百合子（八千草薫）。好奇心旺盛で少しだけ天然キャラ、「守ってあげたい」オーラいっぱいの貴婦人。西園寺は、当家の主人が亡くなる前からここに仕えており、奥様と深くて厚い信頼関係で結びついている。

物語では、そんな2人が殺人事件に出くわす。事件に疑問を感じた奥様の意思を汲んで、西園寺は独自の捜査を開始。もちろんいくら有能な執事とはいえ、事件捜査には素人のはず……ところが、西園寺に不可能はない。その知識と能力で、鮮やかに事件の謎を解き明かしてしまうのだ。

第1話では、スイーツコンテスト開催直前に有名パティシエの殺人事件が起きる、というストーリーが展開。内山演じる奥村香澄は、有名スイーツ店のマネジメントを行っている女性。香澄は百合子に恩義を抱いていて、西園寺と百合子が殺人事件に巻き込まれていくきっかけを作る、重要な役どころとなる。

「上川さんの執事役を間近で見られるのと、八千草さん、佐藤二朗さんはじめ、キャストのコントラストが面白そうだなと思いました」と作品の印象を語った内山。「早く現場に行きたくて、楽しみにしていました」と期待に胸を膨らませていたようで、「今回パティシエ（に関わる役）も初めてでしたし、テンションが上がりましたね」と明かした。

主演の上川について聞かれると、「素晴らしいです。今回台本を読んで、上川さんがどう執事に変身してくるのか、本当にわくわくして現場に来たんですけれど。上川さんが現れて、一言発した瞬間から、“おっ”と思って。“もう出来上がっているんだ！”と」絶賛。また、八千草については「お綺麗ですし、品がありますし、言葉を発しなくても八千草さんがいるだけで、ふわっとしたオーラがあって、本当に素敵な方です。笑顔で包み込んでくれるような優しさがあるので、2人のシーンでは、台本を読んだ時も感動したんですけれど、それ以上の感動がありました」と、印象を述べていた。