初観戦の不安を払拭!明治安田生命が仕掛けるJリーグファン拡大戦略

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初観戦の不安を払拭!明治安田生命が仕掛けるJリーグファン拡大戦略

3月18日にテレビ東京で放送されたサッカー番組『FOOT×BRAIN』(毎週日曜11:00~)は、Jリーグのファン拡大を後押しする、明治安田生命の“MYライフプランアドバイザー”の活動を特集。仕事の垣根を越えた関係を築き、Jリーグファンの裾野を広げる姿が明らかになった。

2017シーズンに過去最多の観客動員数を記録したJリーグ。25年前に10クラブでスタートし、現在ではJ1~J3の計54クラブがしのぎを削り頂点を目指しながら、各地域でサッカー文化を根ざすための努力が続けられている。そんな中、2015年からJリーグのタイトルパートナーとなった明治安田生命も、Jリーグの裾野を広げるために様々な活動を行っている。以前番組で取り上げたフットサルの全国大会「フットサルフェスタ」をはじめ、小学生向けのサッカー教室など、様々な形でサッカーの普及に貢献しているが、その一つに、“MYライフプランアドバイザー”の活動がある。

“MYライフプランアドバイザー”とは、全国47都道府県の明治安田生命の支社で働く保険のアドバイザーで、全員が女性。各支社は地域密着でJリーグを応援しており、彼女たちの活動はJリーグのファン拡大に大きく寄与している。今回、川崎支社から、下村眞さん、竹部雅美さん、竹内聖乃さん、寺田友梨さんがスタジオに招かれた。

実際の活動内容に目を移すと、例えば川崎支店では、地元の川崎フロンターレに協力を仰ぎ、キャンペーンのチラシを作成。一般販売されていない「テラスシート」や、選手とのサイン会やスタジアムツアーが選べる「ふれあいシート」などが抽選でプレゼントされ好評を博しているという。これらはファン拡大のための大きな武器になっており、下村さんは、例えば買い物中に接客してくれた男の子がサッカー好きだと感じると「フロンターレ好き?」と質問し、もし当たりならば「こういうサッカー観戦の企画があるので行きませんか?」と声をかけるなど、積極的な営業をしているのだとか。

一方で、本業にも役立っているそうで、竹部さんは「Jリーグの話をすると、好きな人とは盛り上がりますし、知らない人には“じゃあ行きませんか?”とお誘いできます。それに、サポーターの方はお友だちを紹介してくれることもあるので、輪が広がっていくのが楽しいです」と様々なメリットがあることを明かした。

また番組では、実際の活動の模様を知るために、3月2日に等々力競技場で開催された川崎フロンターレvs湘南ベルマーレのフライデーナイトJリーグを取材。会場のファン・サポーターにJリーグのタイトルパートナーについて尋ねると誰もが「明治安田生命」と答え、さらに「地域密着で各支店がチームを応援しているところが素晴らしい」と話す人もおり、4年目を迎え、明治安田生命の取り組みが浸透してきていることが明らかになった。

そして、この日お客さんと一緒に観戦に訪れたアドバイザーの下村さんと竹部さんと合流。3名のうち2名は仕事のお客さんだが、残りの1人はそのお客さんの友人で、この日が初のスタジアム観戦。下村さんは「サッカー好きになって貰って、1年間応援しましょう」と笑顔を見せる。

一方、初観戦というその友人は、スタジアム観戦の方法がわからず「ついていけるか心配」と本音を覗かせる。しかし、スタジアムグルメを一緒に堪能し、会話も弾み緊張をほぐしていくと、試合前にもかかわらず「来て良かったです」と満面の笑み。そして、試合はフロンターレが先制しながらも同点に追いつかれ引き分けで終えたが、彼女は「フロンターレLOVEです!」と大興奮。観戦に誘った男性も「また連れてきます」とガッツポーズ。下村さんも「こうやって1人ずつ増やしていきます」と“目的達成”を喜んでいた。

また、スタジオで寺田さんは「初観戦の方と一緒に行くと会場の臨場感などに、興奮してくれる方は多い」と語り、福田も「初めてだと観戦ルールがあるような気がして不安になると思うので、ああいう風にサポートしていただいたら入りやすいですよね。それに一度行ったらあの興奮は中々忘れられないのでファンは増えていくのかなと思う」と絶賛した。

最後に、日本サッカーへの提言を求められると、下村さんは「私たちは地道な活動ですが、選手を応援するサポーターを増やすことで応援していきたい」と意気込みを語った。

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