渡辺正行、若手時代の爆笑問題のネタに「鳥肌が立った」

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タレントの渡辺正行が、3月13日に放送された『チマタの噺』(テレビ東京系、毎週火曜24:12~)に出演。爆笑問題や古坂大魔王(ピコ太郎)とのエピソードを語った。

若手芸人の育成に力を入れている渡辺。自身が立ち上げたイベント「ラ・ママ新人コント大会」を30年以上も継続し、ウッチャンナンチャンやくりぃむしちゅー、バナナマン、オードリーらを輩出した。近年では『M-1』や『キングオブコント』の決勝に進出している芸人もいることから「(才能ある若手芸人が)ウチに来て、ちょっとアドバイスしただけで面白くなっていく。だんだん世間で脚光を浴びていくのを見ているのが面白いんですよ」と若手芸人の育成が自身の喜びに繋がっていることを明かした。

同イベントに出演していた若手時代の爆笑問題についても「グワーッとウケる瞬間の後ろにいる(観ている)んですけど、“こんなにウケるんだ”って鳥肌が立つんですよ」と述懐。さらに「ピコ太郎(古坂大魔王)なんかも、鳴かず飛ばずで音楽の方にいったんだけど、4~5年くらい前に、ラ・ママに“またお笑いをやりたい”ってピンで来た」と言い「ゴングショーに出て、“すごいドキドキした”って言ってましたから。そこから2~3年してピコ太郎でドンって売れて……」と振り返った。

渡辺は、古坂とのエピソードとして「あいつが音楽を始めた時にオレも始めようと思っていたんですよ。音を出すと楽譜にしてくれるソフトがあるんですけど、機材を買って揃えたんです。でもその機材を持て余しちゃって……。“ダメだ! 知識がないとできないや”」と途方に暮れていたことを告白。続けて「だから古坂に“オレ使わないから全部あげるわ”って」と機材をすべて古坂に譲り、それが後のピコ太郎ブームに繋がったことを明かした。最後に渡辺は、昨今のお笑い事情について「みんな本芸があるんだけど、自分の趣味を伸ばしてそこにひっかかっていく(ブレイクする)ことが多いんですよね」と分析した。

このほか、娘の大学受験のために禁酒をしたこと、大竹まことや高田純次との飲み会でのエピソード、自宅に泥棒に入られた話などで盛り上がった。

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