吉田鋼太郎、吉瀬美智子を巡り青柳翔と“三角関係”に『東京センチメンタル』復活

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吉田鋼太郎が主演を務める『東京センチメンタル』(テレビ東京系)が、スペシャルドラマとなって復活。3月30日(金)24時12分より放送されることがわかった。

本作は、吉田の単発・連続ドラマ初主演ドラマ。東京・言問橋の老舗和菓子店『くるりや』の職人・久留里卓三(吉田)が繰り広げる日常を描いた、完全オリジナル脚本の作品だ。2014年の年末特別ドラマとして「谷中の恋編、深川の恋編」が放送され、好評につき「ドラマ24」枠の2016年1月クールドラマとしてレギュラー化。さらに2017年1月にお正月スペシャルとして放送された。

今回のマドンナとなるのは、女優の吉瀬美智子。さらに、卓三の“恋のライバル”役として青柳翔(劇団EXILE)も出演する。また、これまで同様、バイトのあかね(高畑充希)と理髪店の店主・柴田幸吉(片桐仁)も登場する。それぞれから寄せられたコメントは以下。

<吉田鋼太郎>
――『東京センチメンタルSP』放送決定について

また出来るんだと思って意外でした。(年末年始からずれたため)もう終ったのかと思ってたので(笑) 大変嬉しかったです。

――ゲストマドンナ、恋敵の印象

吉瀬さんは本当におきれいで、以前の共演から7年くらい経ったかな、お子さんも2人いらして、どう変わられたかなと思っていたらさらに美しくなられていて、驚愕しました。美しさに落ち着きが加わって、しっとりとした、料理教室の先生の貫禄のようなものが更に加味されて、役柄に本当にぴったりでしたね。

青柳さんについては、ライバルもなにも、何故明らかに一目見ただけで、敗けが確定するキャスティングをするのか、と思いましたね。もう少し俺寄りにしてくれよ、と(笑) 真面目な話、お芝居を一緒にしていて、とても上手で楽しいですね。役柄をきちんとご自分のものになさって、役柄になりきっていらして、本当に絡んでいて楽しかったです。

――卓三を演じるうえで心がけていること

卓三は、続けて演じてきてみてわかったのが、「必ず恋をする」という……。一体何人に?  もはや、この人は大丈夫なのか? と心配になるくらいに恋をするということで(笑)、だからこそ、逆に、いつも心から真剣であることが大事だと感じています。いい加減な気持ちで演じてしまうと、おかしな印象を与えてしまいかねないと思うので、真剣に、真面目に女性を好きにならなければというのを心がけ、大事にしたいと思ってます。自分とは違いますね! うーん、いや……違いません(笑) 常に私も本気です!

<吉瀬美智子>
――オファーを受けて

旧シリーズの作品が、すごく素敵だなと思っていて、大変嬉しかったです。普通のドラマと違う、映画みたいな雰囲気のある絵作りが好みでした。今回ゲストとして、すでに確立されたドラマの世界に入りこんで行くのも、とても楽しそうで、心から演じたい、と思いました。鋼太郎さんとは、前回の共演時と関係性が全く違うので、今回のほのぼのとした雰囲気が新鮮でしたね。前は拳銃で撃ちあって火花が散る感じで。違った形での再会になりましたが、とても嬉しかったです。

――マドンナを演じてみて

三角関係も演じる楓も本当に難しいですね。木の葉みたいにゆらゆら、ふわふわした感じが、自分とは真逆なタイプで、理解に苦しむところからのスタートでした。どっちつかずな感じが、白黒はっきりしたい自分の性格では理解ができなくて、初日に監督と相談しました。男女ともに、煮え切らない感じって、少し苦手かもしれません(笑) 楓本人は意図してないのだけれど、相手からすると思わせぶりっていうのは、理解も表現もすごく難しいですよね。今まで、芯のあるぱきっとした役柄をいただくことが多かったので、そういう意味では戸惑いました。

<青柳翔>
――オファーを受けて

吉田さんの演技を拝見していて、前からかっこ良いなと思っていたので、共演できると思ってなかったですし、ご一緒することが出来て、素直に嬉しかったです。実際に間近でアドリブとか、演技のバリエーションをどんどん出されるのを見ていて本当に面白くて、大変勉強になりました。

――恋敵を演じてみて

演じる役柄が、少し特殊で、傍から見るとストーカーとも受け取られかねない危ういところがあり、逆にシチュエーション的には実際にあるんだろうな、と思えてリアルに感じました。やきもちを焼いたり、葛藤から感情を爆発させたりするところは、演じがいがありました。居酒屋のシーンで、緊張感のある、ちょっと殺伐とした男たちの雰囲気も、自分的には見どころかと思います。年上の女性は魅力的です。今回、役柄もかなり子どもっぽくて、自分と重なるところがあったので、優しく包んでくれるところは素敵だと思いました。年上の方を好きになる役柄、多いほうかもしれないです。もちろん、年下に一途に想われるというのも、嬉しいです。(役の職業としての)お花屋さんは照れ臭いですね。花を持っていく、っていうのもかなり恥ずかしいです(笑) 誕生日とかではあっても、(花束を)欲しいって女性に望まれたとしても。

<高畑充希>
――『東京センチメンタルSP』の放送決定について

4回目、凄いな、嬉しいな、と思いました。毎回、鋼太郎さんも美人と恋できてうらやましい(笑) あかねちゃんもいつか出会えるといいですよね、例えば白金とか。迷い混んでしまって。あかねと場所の温度差があって面白そう。和菓子を買いに来た御曹司とか、CEOとの身分違いの白金の恋とか。私自身も白金って未開拓地ですけど、楽しそうです(笑)

――撮影現場について

毎回、撮影が始まる前は(間が空いたから、前の状態に戻るためには)どうしたらいいんだろう、大丈夫かな、って思うんですけど、実際に集まると、昨日まで一緒だったみたいに感覚が自然と甦って来ます。チームの皆さんと会うだけで、「お馴染みのくるりや」が戻ってくるので、不思議です。

<片桐仁>
毎年お正月にあったので、もうないのか、と思っていたので、良かったです。好きなんです、吉田鋼太郎版寅さん。また、くるりやの2人に会えるのが嬉しいですね。充希ちゃんの抜いた感じも好き。お正月は過ぎてしまいましたが、「綺麗なマドンナが集まる和菓子屋さんのファンタジー」が帰って来ましたので是非是非楽しんでいただければ。テレビ東京の定番ご長寿シリーズになれるといいな。

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