韓国での就職は「顔が悪いと不利」600万円で整形した女性が激白

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韓国の番組で整形をしたハン・ジュリさんが、3月1日に放送された『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』(テレビ東京系、毎週木曜24:12~)に出演。“韓国の整形事情”について内情を語った。

韓国の美容番組「Let美人」にて整形を行ったハンさん。同番組は、美容整形のエキスパート集団がオーディションで選ばれた容姿にコンプレックスがある依頼人に手術を施し、まったくの別人に生まれ変わらせて悩みを解決するというもの。まずは、VTRでハンさんが出演した「Let美人」のダイジェストを見ることになった。

ハンさんは昔からコンプレックスだった顔のゆがみを治したいと依頼。劇団の音響の仕事をしているのだが、マイクをつける際に劇団員に話しかけると「お前は豚の糞のような臭いがする」と言われていたそう。これは、不正咬合で口が開きっぱなしになるためどうしても口臭がきつくなってしまうとのこと。こうしたひどい言葉を投げかけられながらも放置しなければならなかったのは、父親の残した借金が原因だという。

「Let美人」では、ハンさんの依頼を受けて大手クリニックで5時間に及ぶ手術を敢行。整形手術に成功した後は合宿を行い、自分の顔を見られない鏡のない部屋で、3か月間ダイエットやリハビリに励むのだとか。自分で整形後の顔を見られるのは、3か月後に行われるお披露目からである。3か月後、ハンさんはスタジオで自身の顔を見て「まるで夢のようです」と喜んだ。

VTR終了後、MCの河本準一は「“豚の糞のような臭いがする”って人の心を踏みにじりすぎている」とハンさんを思いやった。番組がすべて手術代を工面したそうで、実際にどれほどかかったのか聞かれると「600万円ほど」と回答。ゲスト出演していた整形サイボーグの異名を持つタレントのヴァニラは「安いと思います。私は全身で1億円くらいかけているので」と話し、日本の整形は海外よりも圧倒的に高いことを明かした。

ハンさんは韓国の整形について「大学の試験が終わると頑張ったご褒美に親からお金をもらって目や鼻を整形する学生が多いんです」と告白。理由として「韓国では就職する時に顔が悪いと不利なんです。私も(整形前)面接に行ったことがあるのですが、面接官は私の顔を見るなり追い出しました」と振り返っていた。

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