大杉漣さん偲び、田中要次が涙「愛猫トラちゃんのことを話したばかり」

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俳優の田中要次が22日、BSジャパンが猫の日である22日に特別企画として企画した「猫の日特別編成」のPRのため“BSニャパン一日社長”に就任。同局の社長室で会見を行ったが、その際、報道陣から前日、急性心不全のため死去したと報じられた大杉漣さんへのコメントを求められ、思わず涙を見せた。

田中は「猫の日特別編成」の目玉企画ドラマ『猫とコワモテ 2にゃん』(BSジャパンにて、2月22日21時放送)に主演しており、この日はドラマのPRと「猫の日特別編成」のPRを兼ね、“BSニャパン宣伝部長”に就任。都内でBSジャパンの石川一郎社長を表敬訪問する予定だったが、石川社長が平昌オリンピックの取材のため不在。代わりに出迎えたBSナナニャからその場で“BSニャパン”の一日社長になるよう要望され、照れ笑いでこれを受託するなど終始笑顔を見せた。

だが、大杉さんの話題が飛び出すと、一瞬言葉を失い、「ごめんなさいね」と話して思わず涙。「先週お会いしてトラちゃん(大杉さんの愛猫の寅子)のことを話したばかり。大杉さんも猫の映画(2008年『ネコナデ』など)に出られたりしているんです。だから本当は僕のこの日の社長の特権で、できれば急遽大杉さんを偲んでそっちの放送に切り替えることはできないかなと思っていたくらい」とコメント。涙を拭いながらも最後は笑顔を見せ、「何なら自分のドラマと差し替えるかね」と明るく振舞いながら、大杉さんの死を惜しんだ。

一日社長就任については「宣伝部長と聞いていたのにいきなり社長ですか? ノリがいい局ですね。僕を社長にまでしてくださるなんて」と嬉しそうな表情で、「猫の日ということで制定してくれた方、ありがとうという感じです。ここまで猫が人気なんだということを今、身をもって実感しています。猫といっても犬には勝てないでしょうと思っていたのですが、ここまで来るとは」とにっこり。「これが一時のブームにならないように私も頑張って協力したいです。猫だけでなく、田中要次も推していきたい」と話した。

『猫とコワモテ 2にゃん』は2016年に放送され好評だったドラマの続編。今回は嶋田久作も出演。2人でひたすら猫を愛でまくるが、田中は「さらにパワーアップされています。久作さんも加わって、『ラ・ラ・ランド』ならぬ『ニャ・ニャ・ニャランド』のようなシーンもあります」とアピール。「普段猫と接する場面はあんまり人に見られるものじゃない。今まで見たことのない久作さんの姿を見ました。たぶん僕も意外な面を見せていると思います。2人並んで同じようなことをしていて、猫フェチの一面がさらけ出されてしまったような内容になっています」と話していた。

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