竹野内豊、テレ東初主演 本城雅人氏の「ミッドナイト・ジャーナル」をドラマ化

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俳優の竹野内豊が、2018年春に放送される「テレビ東京 春の開局記念ドラマ『ミッドナイト・ジャーナル 消えた誘拐犯を追え!七年目の真実』」で、テレビ東京初主演を務めることがわかった。

本作は、第38回吉川英治文学新人賞を受賞した、本城雅人氏の「ミッドナイト・ジャーナル」が原作。元新聞記者である著者が新聞社のリアルな内幕を描いた社会派エンターテインメント作品で、誤報を打ち飛ばされた事件記者たちが、7年越しで凶悪連続誘拐事件の犯人を追いつめるため、真実を求めて奮闘する様子が描かれる。

同局のドラマ初出演にして主演を務める竹野内は、家族も子どもも失った「仕事命」の不器用な男で、新聞記者の関口豪太郎を演じる。「テレビ東京のドラマに出演するのは初めてですが、いつも、何かを考えさせられる挑戦的な作品を数多く創られている印象がありました」と明かし、「そこに私も参加させて頂けた事はとても光栄なことです」と喜びを述べた。

原作を元に一部脚色を加えて放送される内容については、「演出は佐々部清監督がメガホンをとり、真実と偽りとが交錯する物語の中で、職務を全うする人、職務を越え、自分の歩む 道を貫き通そうとする人、さまざまな人間の温度差が、個性豊かなキャストの方々で映し出されています」と述べ、「どうぞ最後までご覧ください!」とメッセージを寄せている。

原作者の本城氏は「撮影の一部を拝見しましたが、竹野内さんの迫力のある太い声に豪太郎の叫びが聞こえてきました」と絶賛。「この物語は僕が現役の記者時代からずっと構想を練ってきた、力をこめて書いた作品です。まるで映画のような豪華なキャスト、スタッフで作られたドラマの中の記者たちが、どれだけの熱い気持ちを共有し、団結して困難な事件に挑むのか、放送日が楽しみでなりません」と胸を高鳴らせていた。

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