高畑充希「カホコと違う振り切れっぷり」サンタコス&SMシーンが話題に

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1月2日に放送されたドラマ『忘却のサチコ』(テレビ東京系)にて、主演を務めた高畑充希の演技力とSMシーンがインターネット上で話題となった。

同ドラマは「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)にて連載中の、阿部潤による同名コミックが原作。常に冷静で完璧な仕事ぶりから“鉄の女”と一目置かれている主人公の佐々木幸子(高畑)は、出版社で働くキャリアウーマン。同僚からは恋にはほど遠い存在と思われていたが、旅先で出会った男性と恋に落ち愛を育んだ後、結婚をすることになった。しかし、結婚式当日に新郎・俊吾が逃亡してしまう。

翌日、何事もなかったかのように仕事を淡々とこなす幸子だったが、周りの目から見ても明らかにダメージが大きいよう……。そんな彼女に編集長は、2~3日の休みを言い渡す。会社を出て「なぜみんな気を遣うのだろう。平気なのに」と考える幸子だが、ふとした拍子に俊吾を思い出し、足もふらつくありさま。ようやく自分はショックを受けていることを知るのだった。

いつもはゼリー飲料で昼食を済ます幸子だったが、結婚式を終えてから何も食べていなかったため、自然に定食屋へ入店。“サバ味噌煮定食”を注文する。サバを口に入れた瞬間、幸福の絶頂を迎え、箸が止まらくなってしまう幸子。「今私、俊吾さんのこと忘れていた」と、美味しいご飯を食べている時だけ、彼のことを忘れられることに気づく。それからというものの、取材先でも美味しそうな飲食店があれば飛びついていった。

ある日幸子は、クライアントを呼ぶ大規模な忘年会の幹事を任される。“鉄の女”よろしく、テキパキと働き、司会進行を卒なくこなしていくのだが、段取りを気にするあまり、紫綬褒章も受賞している大御所作家・松岡淳二(鹿賀丈史)のスピーチを途中で止めてしまう。

幸子の行動に松岡は「進行に気をとられすぎている」と激怒し「たまには道を外れる覚悟も必要」と諭した。松岡は反省しきりの幸子を“SMクラブ”に連れて行く。女王様に睨まれ、拘束される松岡を目の前にして固まる幸子。松岡は「紫綬褒章作家にこんな趣味があったなんてショックかね?」と一言。さらに、ムチで松岡を叩こうとする女王様に対して必死に止める幸子に「私が望んでやっていることだ」と制し「この状況、キミには到底理解できないと思うが、キミが思っているほど人は単純じゃない。実際に体験しないと分からないことがたくさんある」と語り、ムチで自分を叩けと促す。何かが吹っ切れた幸子は「ムチを叩くのはこの女性のお仕事。私がやるべき仕事は、お世話になった先生方に存分に楽しんでもらうこと。幹事として職務を全うしてきます」と松岡の命令を無視して会場へ走り出す。

会場に戻った幸子は、サンタクロースのコスチュームを身にまとい、手にムチを持ちステージに登壇。「お待たせしましたわ。さぁビンゴ大会を始めますわよ。当選者の方は豪華賞品はもちろん、今夜は特別……ワタクシのムチのサービスがございます!」と宣言。これには来場者も大喜び。効率を求めるだけでは生まれなかった盛り上がりをみせた。

このサンタコス&ムチのサービスにネット上では「ありがとうテレビ東京」「高畑充希×サンタコス×ムチ 一生見ることないだろうな(笑)」「ムチのサービス斬新すぎるw」などという声が挙がった。昨年、主演を務めた『過保護のカホコ』(日本テレビ系)と比較をした視聴者もおり、「高畑充希って凄いよ! 全然カホコと違うw」「カホコとはまた違った振り切れっぷり」と高畑の演技の幅に注目するコメントも多く見られた。

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