斎藤工の出世作が再び復活!『最上の命医2017』今夜放送

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斎藤工が主演を務めるドラマスペシャル『最上の命医2017』が、テレビ東京系列にて8月23日(水)21時から放送される。

本作は、2011年1月クールに放送された連続ドラマの特別編。“無限の樹形図”=「子どものいのちを救うことはたくさんの未来を救うこと」という信念を持つ若き小児外科医・西條命(斎藤)が子どもたちを救うために挑む姿と、その奇跡を描く本格医療ドラマだ。また、このドラマが斎藤にとってゴールデン連ドラ単独初主演作であったこともあり、本人も思い入れのある作品だと語っている。

[あらすじ]西條命はアメリカの最優秀若手医師賞を受賞するほどの技術を持ち、患者を救うためにはリスクを顧みず困難な手術に挑む小児外科医。一時は肝臓癌からの多発的転移で手の施しようのない状態に陥ったが、アメリカで最先端医療の治験者となり、奇跡的に生命をつなぐ事ができた。今は病院を転々としながら小さな生命を救い続けている。

ある日、学会で発表するため横浜のホテルにいた、命の元同僚で小児外科医の瀬名マリア(比嘉愛未)は、トイレで呼吸困難を起こしている少女・萩尾萌絵(桃果)を発見する。至急、気管挿管をする必要があったが、医務室に器具が無く、救急車の到着も遅くなる気配。焦る瀬名の前に、突然命が現れる。アラスカから帰国したばかりの命は、「学会での発表を見に来て欲しい」という瀬名のメールを見てやって来たのだった。命の天才的な発想で萌絵は一命を取り留めるが、2人は原因が妊娠高血圧症だと気づく。駆けつけた母親の一路(大塚寧々)は、14歳の萌絵が妊娠していることを知り唖然とする。

2人はホテルから一番近い星稜病院に萌絵を緊急搬送。未受診妊婦のため拒否されるが、受け入れを認めてくれたのは、小児外科部長の手塚義富(草刈正雄)。実は、命と手塚はアメリカの病院で小児外科医として一緒に働いたことがあり、言わば師弟関係だった。命は先に帰国したが、アメリカに残った手塚はやがて世界的権威に。3年前、小児外科を新設した星稜病院に招かれ帰国。今や“口は悪いが天才的な腕を持つ子ども嫌いの小児外科医”として名を馳せていた。6年ぶりに再会した手塚に「うちで働け」と言われた命は、萌絵の担当になることを条件に承諾する。

その頃病室では、萌絵が目を覚ましていた。一路が萌絵を追及すると、35週に入ったお腹の子の父親はわからないと告白。また、子どもを産むのは一路から逃げるためだとも……。名門校の教頭でもある一路は教育に厳しく、模範生として何事にも完璧を求めていた。そんな小さな失敗も許さない母を萌絵は心底恨んでいるという。

そんな中、命は手塚の娘・里香(志田未来)と偶然知り合う。視覚に障害を持つ里香は、アメリカでITを使った障害者支援の研究をしていた。手塚のある変化が気になって日本にやって来たというが……。

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