斉藤和義、永山絢斗×大森南朋W主演ドラマの主題歌を書き下ろし

公開:

シンガーソングライターの斉藤和義が、テレビ東京ほかにて7月8日よりスタートする新ドラマ『居酒屋ふじ』(毎週土曜24:20~)の主題歌を書き下ろしていることがわかった。

永山絢斗大森南朋がW主演を務め、東京・中目黒に実在する居酒屋「ふじ」を舞台とした本作。今イチ人生がパッとしない売れない若手俳優・西尾栄一(永山)が、大森(本人役)をはじめ、実名で登場する常連客の著名人から語られる言葉や、「ふじ」の“おやじ”が残した豪快な逸話に刺激を受けながら、泣き、笑い、挫折を感じながらも、再び夢を追い始める姿を描いた人情味溢れるヒューマンドラマだ。

斉藤が書き下ろした「I'm a Dreamer」は、主演の大森がボーカルをつとめるバンド「月に吠える。」が歌う、しっとりとしたバラードが耳に心地良いエンディングテーマ「夜の雲」とは対照的な楽曲。アップテンポで爽快な音楽、そしてシンプルでストレートなメッセージ性のある歌詞が、俳優という夢を追い続ける西尾の姿とリンクしている。

「西尾のくすぶってる頃の心境っていうのは、自分が23~24歳のデビュー前の頃のどこにも決まらずウズウズしている感じとすごい似ていると思ったんです」と話す斉藤は、実際「ふじ」によく通っていたらしく、「そこのおばちゃんはすごい飲んだくれで、ダメ人間で。だからこそ、行くとホッとできた」と当時を振り返った。

楽曲については、「シチュエーションは違うけど心境はすごいシンクロするところがあったから、その頃を思い出しながらメロディも歌詞も結構スムーズに出来ました。あと、『居酒屋ふじ』の雰囲気とか、豪快なおやじさんも栃木県出身だし親近感もわきました」と語っている。

大森は、斉藤の楽曲について「出来上がった曲を聞かせていただきましたが、和義さん節というか……どんな感じでくるのか、全くイメージしていませんでした。こうきたか、と。すごく好きです」と感想を語り、「早くこの音楽がかかった本編を見てみたいです」と心躍らせた。さらに「和義さんと“ふじ”には一緒に行ったことはないのですが、不思議な縁がありまして。何度かお仕事をご一緒させていただきましたが、また、ご一緒できて嬉しいです。何より一方的にファンだったので、ただただ嬉しいです」と喜んでいた。

PICK UP