勝村政信皆藤愛子がMCを務めるテレビ東京のサッカー番組『FOOT×BRAIN』(毎週日曜11:00~)が5月14日に放送。プロマジシャンの志村祥瑚がゲストに招かれ、番組アナリストの福田正博三浦淳寛と共に“思い込み”による脳への影響について語り合われた。

今回、志村は“思い込み”の影響力をスタジオメンバーに実感してもらうために、ミスディレクション(人の注意を他に逸らすこと)を使ったマジックを披露。福田と三浦は見事に騙され思い込みによる影響力の強さを実感する。

更に志村は、皆藤に「重りを入れるので箱を持ち上げてほしい」とお願い。その際、皆藤は重さがわからないように後ろを向いて待つことに。そこで志村は、わざとゴソゴソと音を鳴らしたりしながら、さも重たいものを入れたかのように振る舞う。そして、前を向いた皆藤が箱に手をかけると、実際には空っぽのままにもかかわらず「重くて持ち上げられない」と言い、10㎏くらいあるのではないかと予想する。しかし、種明かしをされても「え? うそー!?」と驚き不思議がる皆藤に対して、勝村は「これは信用できないな」と思わずツッコミ。“思い込み”には想像を超えるような影響力があることを知らしめた。

そして「思い込みがサッカーのミスになる?」という話題になると「PK戦のとき、自分には入れられないと思うことで、不安や恐怖に襲われることになる」と語り、「できないと思い込むことは可能性の幅を狭めることになる」と指摘。一方で、思い込みの落とし穴として「メンタルコントロール」があると言って「“赤い風船をイメージしないでください”と言われると多くの人が赤い風船を思い浮かべてしまいますよね?」と例を出す。「心臓がバクバクしている時に、リラックスしなくちゃって自分に言うということは、自分が緊張しているという前提(=暗示)を入れることになってしまう」と語り、それによって結果的にコントロールできず、余計に緊張が増すことになってしまうとメカニズムを説明した。

これらの提言に対して福田は、指導者になってから解ったことがあると言い、「プレッシャーがかかる試合で楽しんできますというのは、間違いなくプレッシャーがかかっているからで、そこから逃げようとしている。逃げれば逃げるほど、プレッシャーがかかる気がするので、まずは受け入れるべきなのかなと思うようになった」とコメント。志村もその意見に賛同し「緊張をしっかりと感じて味わうことが大事で、色々な視点から捉えることができれば“失敗したらダメ”ではなく、視野を広げて生産性を上げられる」と話した。

また志村は、サッカー界でよく言われる「勝ち癖」についても言及。勝ち癖が付き過ぎると思い込みで次も成功すると考えがちで、自分のことを振り返れなくなってしまうと警笛を鳴らす。すると三浦は国見高校時代の恩師・小嶺忠敏監督が、毎日のように「自信と過信は紙一重」と言っていたことを明かし、志村も「自信は能力に対して持つものではなくて、自分の可能性に対して持つもの。先生の素晴らしいコーチングだと思う」と語った。

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