村上弘明×剛力彩芽×陣内孝則が“トリオ主演”松本清張『誤差』

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村上弘明剛力彩芽陣内孝則が主演を務める「松本清張没後25年特別企画『誤差』」が、テレビ東京系列にて5月10日(水)21時より放送される。

松本清張の同名短編小説を実写ドラマ化した本作は、事象をありのままに見つめる事の困難さを強烈に突きつける、人間心理に根差した予測不能の傑作医療サスペンス。村上は山梨県警の刑事・山岡役、剛力は山岡とコンビを組む後輩刑事・伊崎役、陣内は甲府医科大学の法医学教授・立花役を演じる。

[あらすじ]山梨県北杜市塩川町の温泉宿「川田屋」で、ある夜、安西澄子と名乗る女(田中美奈子)の絞殺体が発見される。駆けつけた山岡は、部下の伊崎に厳しくも無駄のない指示を出し、澄子の荷物に身元がわかるものは一切残されていなかったが、高級ブランドのポーチなど金品は手つかずのままだということがわかる。

女将の川田沙織(水沢アキ)によると、澄子は4日前から夫の忠夫と2人で一週間滞在する予定だったが、仕事が入った忠夫は昨日から合流。しかし2人の様子から、沙織は「2人は夫婦ではないのでは」と感じたという。忠夫は、1人だけで午後3時すぎに外出。夕方5時前に帰宅したが、しばらくしてフロントに「甲府で予定が出来たから自分だけ出掛けて明朝戻る」との連絡が。さらに「家内はよく眠っているから、そっとしておいてほしい」とも言っていたという。

そして、マスク姿の男性が5時半頃出て行くのを目撃した仲居頭の磯川ふみ江(宍戸美和公)が、澄子の遺体を発見したのは夜7時30分。行方不明の忠夫が絞殺した可能性が高まる中、甲府医科大学では、半月前に東京から来た法医学教授・立花が澄子の解剖にあたっていた。すると、吉川線と呼ばれる、抵抗したことで残る引っ掻き傷を発見。しかし立花は傷が乾燥している点が気になる。一方、山岡は、澄子の担当仲居・鵜飼理沙子(齋藤めぐみ)の姿が見当たらないことを不審に思っており……。

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