渡瀬恒彦さん出演『北アルプス山岳救助隊紫門一鬼シリーズ』をGWに放送

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今年3月に亡くなった俳優の渡瀬恒彦さんが出演した『北アルプス山岳救助隊紫門一鬼シリーズ』の6~11を、BSジャパンの「ザ・ミステリー」枠にて5月1日(月)から5月8日(月)の12時56分より一挙放送されることがわかった。

同シリーズは、2001年から2009年までに11話制作され、テレビ東京系「女と男のミステリー」「水曜ミステリー9」枠で放送。渡瀬さんのほか、髙嶋政宏などが出演した。

森田昇プロデューサーは、「渡瀬さんにはミステリー枠でさまざまな作品をご一緒させていただきました。渡瀬さんが撮影現場に入ると、そのプロ意識の高さによって良い意味でスタッフ・キャストに緊張感がみなぎり、段取りや演技などがより良くなりました。常に仕事に厳しく、芝居はピカイチでした」とエピソードを告白。

また、『山岳救助隊シリーズ』については「以前映画でのスタントマンなしでアクションシーンを撮るという渡瀬さんの噂通り、かなり標高の高い山の上にもざくざくと進み撮影に臨んでいました。 天気の変わりやすい山頂の撮影で、撮影シーンの順番が目まぐるしく変更になっても、素早い対応でこなされていました。番組のラストは毎回山頂でのシーンで終わります。この撮影では、渡瀬さんのセリフが少なくても、そのシーンを渡瀬さんが全て持って行ってしまうのが印象的でした。それほどの存在感と説得力がありました」と振り返る。

そして「撮影の合間には、映画時代の驚くようなお話や、南極など世界中の極地での撮影エピソードなど興味深いお話をたくさん聞かせていただきました。心よりご冥福をお祈りします」とコメントを寄せた。

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